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「20代で学んでおきたかったこと」を先輩エンジニアに聞いてみた!

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IT業界のエンジニアは常にアンテナを張り巡らし、新しい技術を習得する必要があります。ベテランと呼ばれるエンジニアも同様で、だからこそ彼らは今もなお最前線に立ち続けることができるのです。しかし、人生に後悔はつきもの。順風満帆に見える彼らでも、振り返ってみれば悔やむこともあるのではないでしょうか ? そこでとあるベンチャー企業に勤めるベテランエンジニア二人のキャリアをたどりつつ、「20代で学んでおきたかったこと」について言及してみました。現場で叩き上げてきたエンジニアならではの言葉は、若きエンジニアが「今、何をするべきなのか」という指標になりうるものです。

20代はスキルアップの日々

開発陣のリーダーを務めるAと、入社数カ月ながらも存在感を増しつつあるBはともにエンジニアとして20年のキャリアを誇ります。Aは『スーパーマリオ』から始まったゲーム好きが高じてパソコンを始め、高校卒業前に自分のしたいことは何だろうと考えた末に「コンピュータを使ったもの作りがしたい」とコンピュータ系専門学校に入学したそうです。

Bは中学生の時に叔父さんからもらったワープロでプログラミングに目覚め、本人いわく「僕にとっての原点」というパソコン入門の書籍で知ったプログラマーの優雅な暮らしぶりに憧れ、工業高校の情報技術科に進学、天職とはまさにこういうことなのでしょう。10代にして「学校の授業はレベル的に物足りなかった」と口を揃えるだけあって、学校卒業後は迷うことなくIT業界に飛び込みました。

B「最初から汎用機だったので、参考になる書籍が売ってなかったんですよ。だから会社で勉強していました。先輩に教えてもらったり、自分で学んだり。しかも最初は検査機器や電子カルテといった医療関係のプログラムだったので、何かあったら大変とすごくピリピリしていました。」

A「WindowsアプリケーションやWebアプリケーションの仕事をしながら、スキルアップのために日々、プログラミングの勉強をしていました。会社でもいきなり仕事与えられて、プログラムのドキュメント一式を渡され、これを見て一人で頑張ってみたいなと思いました。なにしろ教える人もわかっていなかったので、自分で調べるしかないのです。インターネットを介したり、ソフトファイルに付随しているヘルプファイルで検索したりと、調べるスキルは身につきましたね」

一流エンジニアは文系?

過去を語る二人の表情や言葉からは苦労は微塵も感じられないどころか、自らが率先して学ぶことの楽しさに満ちあふれていました。彼らは誰かに頼ることなく一人で道を切り開いたからこそ一気にスキルアップできたのは間違いなく、Aは「この業界って適性が大きい部分があると思う」ときっぱり。そして、次の言葉は、IT業界=理系という世間一般のイメージを覆すものでした。

A「高度なプログラムをやるには数学的なことがすごく重要なんですけど、ウチの会社で普段やっているWebシステムというのはそこまでの知識は求められていないんです。どちらかと言うとプログラムを書くための言葉を使って、コンピュータがわかるように文章を書くという、文系的な素養も必要だと思います。」

独自の哲学と美学を貫き通した二人はスキルアップと同時にキャリアアップへの階段を着々と登り、20代後半にもなれば「どこでも仕事できる」という、自信が身についていました。

A「就職活動で苦労することはないとは思っていましたね。実際、20代で行きたいところに転職できたので」

B「僕も自信はありましたね。学歴より職歴で勝負できるなと。映像の伝送システムとか画像ファイリングシステムとか解析システムとか、変わった仕事をいっぱいやらせてもらっていたので、履歴書に書きやすい。だから履歴書はカラフルでしたね」

エンジニアに求められるコミュニケーション能力

エンジニアとしての上昇志向を原動力に自らで道を切り開いた二人でも、20代でもっと学んでおくべきだったと悔やむこともあります。

A「英語をもう少ししっかりやっておけばよかったなと思います。プログラミング言語自体が英語ベースのものが多いのと、ドキュメントや資料の一次情報は海外からなんですね。だから英文をパッと見て何が書いてあるか理解できる能力を身につけていると有利だと思いますね。」

B「僕は会社の先輩や上司からプログラムの作り方ではなく、社会人としての仕事のやり方を教わりました。いい出会いをしたなとは思いますが、もっともっと人とつながりたかった。人と仲良くすることで得られるものがもの凄くあることに気づいたのが20代代後半だったので、最初からそうしておけばというのがありますね」

二人の発言を合わせれば、エンジニアに必要とされるのはITスキルはもちろんのこと、就職や転職にも有利な知見や語学を含むコミュニケーション能力と言えるでしょう。それらを身につける一番の近道は同じ志を持つ仲間を見つけることです。また、IT業界の活況を受けてプログラミングをはじめとする各種講座が人気を博しています。eラーニング、通信講座。スマホアプリによる独学など、学び方の選択肢も豊富です。

B「学校でリアルに人と接することができるのは強みかなと思います。早いうちに同じ志を持った仲間に接触できるのは心強いですね」

A「コミュニケーションスキルで言えば、プログラミングの講座と並行して心理学や文章の書き方を学ぶことも役立つと思います。今は多種多様な選択ができますよね。エンジニアを目指すのであればそれらは必須の部分で、IT以外のいろんなスキルがないと楽しく仕事はできないですね」

まとめ

社会人となる20代に誰と出会ったか、もしくは何と出会ったかでよって、その後の人生は大きく変わります。エンジニアも同様で、20代を「学びの時」と捉え、スキルやコミュニケーション能力に磨きをかけることにより、その後のキャリアアップを確実なものにすることができるのです。

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