リカレント教育
ポジティブ心理学講座受講レポートを書いてみた!
2020年11/14(土)よりヒューマンアカデミーで開講したポジティブ心理学講座。この特集では、全15回に及ぶポジティブ心理学講座の受講レポートをご紹介します。
授業概要
第1回目:ポジティブ心理学を俯瞰する(1)
実施日:11/14(土)10:00~12:30
~ポジティブ心理学とは~
いつ頃、誰がどのような問題意識から創始し、どのように発展してきたのか?また、ポジティブシンキングとはどう違い、ネガティブ感情をどう扱うのか?ポジティブ心理学の代表的なワークにも取り組みます。
10:00 授業スタート/自己紹介
午前10時、テレビ会議システムZoomを使って授業が始まりました。テーマによって複数の講師が登壇するチームティーチング形式です。まずは本日の講師3名と10人の受講生の自己紹介から始まります。
20代から70代まで、学ぶ目的もきっかけも様々な受講生が同じクラスに集まりました。これから始まる全15回の授業、とても楽しみですね!
10:30 Brilliant Moment(人生で一番輝いていた瞬間)
簡単な自己紹介が終わった後は、早速グループワークです!テーマはBrilliant Moment(人生で一番輝いていた瞬間)
自分の人生で一番輝いていた瞬間をテーマに、3・4人のグループ形式で改めて自己紹介をします。そしてグループメンバーはインタビュー形式で質問をし、相手の理解を深めていきます。
11:00 他己紹介
グループワークが終わった後は、クラスに戻って他己紹介です。Brilliant Momentの内容を基に、グループメンバーを紹介していきます。
ちなみにレポーターのブリリアントモーメントは?
・高校2年生 アンサンブルコンテストという大会で賞をもらった瞬間
・アンサンブルは少人数制のため、自分たちらしい音楽を表現しやすく楽しかった
・演奏前は緊張するが、演奏中はゾーンに入っている感覚で、練習の成果が十分に発揮できた
・自分たちの満足いく演奏が出来た結果、賞ももらうことができた
11:40 ポジティブ心理学とは
授業の後半からは、ポジティブ心理学についての知識を講義形式でインプットをしていきます。ペンシルベニア大学教授であるマーティン・セリグマン氏によって創設されたポジティブ心理学うつ病研究の権威であったセリグマン博士は、マイナスの心理状態を0に戻すことを目的とする従来の心理学に限界を感じ、0からプラスの心理状態にするアプローチ、そして、プラスの心理状態をさらにプラスに向上させるためのポジティブ心理学研究に力を注ぎました。
他にも、ポジティブ心理学創設の経緯は、ニッキという当時5歳の娘さんとのエピソードも...間違えられやすい"ポジティブシンキング"との違いについても理解し、ポジティブ心理学についての知識を深めていきます。
ポジティブ心理学は、決してネガティブ感情を否定するものではないそうです!"ネガティブ感情は身を守るために必要である"と考え、ネガティブ感情も含めたあらゆる心理状態を受け入れる能力をみにつけていきます。ネガティブになっているからこそ、知覚が敏感になり、リスクを回避することにも繋がりますよね。
講師によると、ポジティブ心理学は、「何に意識を向けるべきかを教えてくれる科学であり、そのスキルを育む科学的なメソッド」だそうです!
この後は実際に【意識の転換】【視点の変化】を体験するワークを行いました。さて、皆さんには、この写真に何が見えますか?
12:10 本日のまとめ
あっという間に、第1回目の授業も終盤です。今日の授業を通して感じたこと、理解したことについて、一人ひとり発表していきます。
「今回の授業だけでも、意識の変化が感じられた!」「ネガティブ感情も必要というのが印象的だった。今日からすぐに実践していきたい。」「最初はポジティブ心理学を怪しい、と思っていたけど、全くそんなことはなかった!」等々、さまざまな感想を頂きました。
次回までの課題 【「3つのいいこと」を毎日書き出す】
講師によると、「ポジティブ心理学とは、何に意識を向ければ良いかを教えてくれる学問である」そうです。この課題では、
・1週間毎日
・今日経験した良かったことを3つ
・一つずつ思いだし、味わいながら
・ノートに書きだす
という事を行っていきます。まさに、【視点を変化させる】エクササイズです。日常の些細なこと、何気ないこと、当たり前だと感じていることにフォーカスしてみましょう!
ちなみに...レポーターが見つけた今日の良いことは?
・久しぶりに天気が良く、外に洗濯物を干せた
・晩御飯で好きなお店のメニューを美味しく再現できた
・楽しみにしていた冬服が届いたです。