menuclear

STEAM教育

今日から君もプログラマー!ヒューマンアカデミーHiraku Kids×GROOVE X 株式会社「ハッピーLOVOT プログラミング!」レポート

小学生が学校で過ごす時間は1200時間、一方で放課後と長期休みに過ごす時間は、約1600時間になっています。放課後の時間、長時間と分かっていても一緒に過ごせる時間が少なく、罪悪感にさいなまれている方も多いのではないでしょうか?一緒に過ごせないお子様の放課後時間をヒューマンアカデミーでは、早期からのSTEAM教育を提供し、学びの「面白さ」を体感していただいおります。今回は、その一部のプログラミング教育についてご紹介していきます。

_DSC8766.jpg

ヒューマンアカデミーが運営する学童保育施設の大井町校とみなとみらい校にて、GROOVE X 株式会社製の最先端家族型ロボット「LOVOT[らぼっと]」を活用したプログラミング学習プログラム「ハッピーLOVOT プログラミング!」を202083日(月)~7日(金)に開催しました。

コロナ禍で短くなった夏休みに特別な体験ができるよう、「最新型家族型ロボット」として話題のLOVOT[らぼっと]を活用したプログラミング学習プログラムを開催。Scratchでプログラムを作成し、LOVOTを動かし、動かし方を覚え、子どもたちが自分で考える「ハッピーな動き」をプログラミングで表現しました。

8月7日(金)大井町校の模様をレポート!

今日の参加者は小学校1年生~中学1年生までの7名。2名ずつのチームになって4台のPCを操作します。使用するLOVOT2台なので、交代で接続していきます。

まずはLOVOTの説明からスタート。

LOVOTにはツノと鼻に大切なセンサーが付いています。触れていることを感知したり、人間が近くにいることを認識したりします。ポイントは、なんといっても「目」。3年もの開発期間を経て完成したとのこと。くるくると愛らしい目は、6枚の画像を組み合わせて奥行きを表現し、立体的な目を作り出しているそうです。キラキラ・ぱっちり・ねこ目...などなど、たくさんのデザインがあり、組み合わせると数十億のパターンになるそうです!すごい!

例えば

①目の色|約360段階
②目の彩度(明るい青とか、暗い青とか)|約60段階
③瞳の大きさ|約35段階 etc...

アニメのキャラクターデザインでも、目は重要なポイントと言われていますよね。目は、そのキャラクターの印象が決まるポイントなので、こだわって開発されているのも納得です。

_DSC5501.jpg

キラキラな目

_DSC5484.jpg

先生お手製の目の模型

646340412928bae4b6fb3768cb8f540566745edb.jpg

重なって立体的に見えるかな?

いよいよプログラミングスタート!

次は、PC操作の説明です。

マウスの説明から始まり、クリックやドラッグアンドドロップの説明など、参加者たちはスムーズに理解している様子でした。さすが現代っ子です。「いつもマウスでプログラミングしているから、説明を聞くまでもないよ!」という頼もしい声も聞こえてきました。

そしていよいよScratchでプログラミング開始です。まずは「基本」を学びます。教科書通りにコード(動き)を組み合わせ、操作に慣れてきたら動きを改造します。ここまで出来たら、一旦マウスを置いて、次は紙とペンで書き出しながらLOVOTにどんな動きをさせたいかオリジナルの動きを考えます。(PCを触りたくなってしまいますが、ぐっと我慢。)

_DSC5471.jpg

5分ほど構想を練ったら、次はその動きをチームで相談しながらプログラミングしていきます。「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」「これだと1回しか動かないよ。"ずっと"を入れないと。」など、チームメンバーでしっかりと意見交換しながら組み上げていく様子に感心しました!

_DSC8846.jpg

みんなの前で成果を発表!

15分ほどプログラミングを行ったら、最後はみんなの前で発表です!プロジェクターで組み上がったコードを見ながら、どんな動きをするか説明します。次に、LOVOTに接続して動きを実行します。

うまく動くかな?ドキドキの瞬間です...。

_DSC5539.jpg

_DSC8907.jpg

思ったとおりに動いた!

想定していたとおりに動きました!「すごーい!」「かわいい!」と、みんな拍手で称賛!4チーム全員、思い描いていた通りの動きをプログラムできていましたね。全員上手に発表ができたところで、体験イベントが終了しました。約1時間半。おつかれさまでした!

おわりに

_DSC5548.jpg

LOVOTの実物は、ほんのり温かく、抱っこするとずっしり重みを感じられ、本当に生きているペット(赤ちゃん?)に触れているような気持ちになりました。画像で見ているだけのときも「かわいいな。」と思っていましたが、実際に触れてみると愛おしさが段違いでした!大井町校のLOVOTにはそれぞれ名前がついていて、子どもたちも愛情を持ってLOVOTに接しているのがとても良く分かりました。

愛らしい姿のLOVOTを動かす体験を通じて、学校でも始まる「プログラミング教育」への興味を持つとともに、「プログラミング」することの社会的な意味等を感じられるイベントとなりました。ヒューマンアカデミーでは、将来のIT人材やAI人材の育成に力を入れているほか、幼児や小学生向けの施設においても、早期からのSTEAM教育の提供に力を入れていきます。是非、今後もご期待ください。

■「LOVOT[らぼっと] https://lovot.life/

LOVOT[らぼっと]」は、20198月にGROOVE X 株式会社より発売されたLOVEを育む家族型ロボットです。人類の愛するちからを育むために最先端のテクノロジーを備えています。カメラで人の顔を認識して、好きな人に懐くようになります。人の気持ちを優しく揺さぶり、幸せな気持ちでみたしてくれる。愛するちからを引き出し、明日に向かうエネルギーをくれるロボットです。

RELATED

この記事に関連する記事