ヒューマンアカデミー RECRUITING
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新規事業を立ち上げ続ける戦略室。0→1の秘訣はスピード感だった。

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全日制教育事業部の戦略室からは、ほぼ毎年のペースで新しい事業が生まれています。今回は、戦略室室長の青木さんに、そのスピード感をうかがいました。同じ教育業界から転職した青木さんは、まず学童事業のリニューアルに着手。その思い出とともに、今後についても語っていただきました。

Profile

青木千佳子。2017年、中途入社。全日制教育事業部の戦略室室長として、2年制専門スクール、児童教育、海外留学、MBA、e-Sportsなど広範囲の事業改善、新規立ち上げに携わる。教育業界で長く培ったマーケティングと新規事業立ち上げの経験を活かし、入社後1年で新しい学童「ひらくきっず」を立ち上げるなど、スピード感を大切にしている。

新規事業はスピードが命。転職を決意したわけ。

予定時間をオーバーするほど熱い話をたっぷりうかがった。

通信教育の会社で20年近く働いていました。社会人になってから定年まで、キャリアパスがおよそ40年間だとすると、折り返し地点。前職には不満はありませんでしたが、自分の今後について悩んでいました。何か新しいチャレンジがしたい。じゃあどうするかといっても、前職にどっぷりだったわたしは他の会社のことを知ることもなく、まずはあらためて世間を知ろうといろんな方のお話を聞くことにしたんです。

そうこうするうちに、同じ教育業界ということで、たまたま当時のヒューマンアカデミーの役員の方のお話を聞く機会ができました。ヒューマンは、社会人教育のイメージ。児童教育だった前職とはまったく畑が異なると思って話を聞いていたら、なんと学童教育の新規事業を考えていると。しかも、少子化が進む日本だけでなく、ゆくゆくは児童教育部門も海外展開を考えているらしい。私はすぐに、通信教育の世界ではできなかった「場をつくる事業」に惹かれていきました。

その話を聞いたのが2016年の年末なのに、オープン目標は2018年4月。え、1年と少ししかないじゃないですかと驚いたことを覚えています。もしかしたら同じ学童事業の開発は、前職でもできたかもしれない。でも、数年はかかる。役員の言葉で印象に残っているものがあります。「どうせやるなら、完璧をめざして遅れるより早く立ち上げてから改善を続けた方がいい」。このスピード感に惹かれ、転職を決意しました。

時代はSTEAM教育。「ひらくきっず」、誕生。

自身がゼロから立ち上げた「ひらくきっず」のポスターとともに。

新規事業推進室の責任者として入社したのが2017年6月で、新学童オープンまでもう9ヶ月しかありません。3,4人のチームメンバーとコンセプトを考えるところから、本当にゼロからスタートしました。当時も実は学童が3拠点あったのですが、事業としては赤字。その理由は、他社と差別化できていなかったから。いわゆる普通の学童でしかなかったので、顧客単価が低かったんですね。

考えついたのが、預かるだけでなく学べる学童。ヒューマンアカデミーの強みは、たくさんの講座を持っていること。学童に講座を導入する考えに至りました。学童の他に習い事をしてもらうのではなく、学童で習い事もできたら保護者からの満足度が高くなるはず。必須科目として英語の時間を用意し、ロボット、サイエンス、プログラミングなど、他の科目もオプションで受講できるようにしました。現在、その必要性が叫ばれているSTEAM教育やグローバル教育に対応したかたちです。

新学童ブランドは「ひらくきっず」。時代に合わせた教育で、子どもの可能性を開きます。これでコンセプトが決まりました。次は設置拠点を考えなければいけません。悩みましたが当時の3拠点のうち1拠点を残し、新規拠点1カ所と合わせて合計2拠点でスタートすることになりました。

本社で企画するからこそ、必要なのは現場目線。

アイデアあふれる戦略室のミーティング。

オープン当初は苦しかったですね。立ち上がって1年目は現場と喧嘩もしました。私自身、ほとんど毎日、現場に足を運んでいました。新しいブランドで決めたことが現場でできているかをチェックして、「これができてない」「これを新しくしてほしい」と言うと、現場からは「新しくしてほしいなんて頼んでない」と言われて。通信教育とは違い、現場に根ざした企画をする必要があるのだと学びました。

そんな現場との空気感が変わったのは、オープンして半年頃ですかね。通ってくれていた子どもがきっかけです。週2回の通学だったのですが、もう1日行きたいって自分から親御さんに言い出してくれたんです。実際に子どもたちが喜んでくれている実感が、徐々に現場の雰囲気を変えていきました。今ではスタッフさんたちとも仲がよく、当時は「黒船」と陰で呼ばれていたことも後で聞かされました(笑)。

学童は普通、1年生から入るので、全学年がいないオープン当初の数年は赤字になります。現場の努力もあり、幸い来年からは黒字が見込めているので、ひとまず成功といえるでしょうか。顧客単価も、リニューアル前の倍になりました。次はどうしましょうか? 拠点を増やすのか、ノウハウを別事業に取り入れるのか。考え中です。

2020年はe-Sports。新しいこと、次々と。

PCには思い入れの深い「ひらくきっず」のステッカーが。

学童を開発しているうちに、語学事業など他の事業とも関わるようになり、それに合わせて新規事業推進室は何度か姿を変え、現在は事業部全体の戦略室になっています。私も「ひらくきっず」以外を見る必要が出てきました。2019年にはITカレッジ、2020年にはe-Sportsカレッジと、休まず新規事業を立ち上げています。以前のように「ひらくきっず」の現場にあまり顔を出せていないのは、反省ですね。

今後立ち上げていく事業のことは詳しく語れないのが残念ですが、やはり時代の変化に合わせてオンラインや動画といったデジタル技術との融合を進めていきます。ヒューマンアカデミーの社風のいいところは、新規事業に前向きなところ。もちろん経営層から採算性は厳しく見られますが、それさえ通れば背中を押してくれる。レイヤーが上の人たちほど後押ししてくれる会社って、他になかなかないんじゃないでしょうか。どうやるかまで一緒に考えて応援してくれますし。私みたいに新しいことを次々考えたい人には面白い職場だと思います。