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日本語教育

日本の「おもてなし精神」を大事に、お客様一人ひとりを大切にしたい

日本で働く外国籍の方は、日本語を学ぶ面白さがきっかけとなり日本で働いている方も多くいらっしゃいます。この記事では、同様なきっかけから現在も活躍し続けている、入社5年目 日本語教育事業部にて企業営業担当の 金 銀姫さんに「日本語との出会い、日本での働き方」について、お話を伺いました。 

「学習していた韓国語が日本語学習のきっかけに」

中国の東北地方 延辺では中学1年~6年間、第二外国語で日本語学習している時期があり、高校卒業後に留学で来日しました。

学校の先輩や親戚から日本の衛生環境が良さ、街が整備されているということを聞いていましたが、何よりも当時学習していた韓国語と日本語が似ていることが興味を持った大きな要因でした。

高校卒業後、日本の大学の留学生別科で1年半日本語学習を修了したのち、同大学の生活情報学科を卒業しました。

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「日本のおもてなしサービスへの憧れ」

在学中は、アルバイトで高級焼肉店のフロント業務をやっていました。毎日、売上目標を確認し、お店の売上を見ながら、どうやったらお客様に喜んでもらえるのか、どうやったらお客様がリピートしてくださるのかを考えながら接客していました。アルバイトにはなりますが、やるからには売上達成したいと思っていたので、レジ締めの時に、売上が達成していると「やったー、嬉しい!!」と喜んでいました。(笑)いまの仕事に通じているかもしれないですね。また、同時に日本のおもてなしサービスに憧れ、日本で仕事をしたいと思い始めました。

「入社時の配属は日本語教育事業部ではなかった」

新卒入社時の配属はグループ会社である人材紹介事業のヒューマンリソシア株式会社でした。しかし入社後1年半のタイミングで、ヒューマングループの会議で、現在の所属している部門より、「人材がいなくて困っている」とお話があり、当時の上長が私に声をかけてくれました。その頃は少し自分自身でも悩んでいたこともあり、中国に戻りたいと思っていましたが、一方で中国語を活かしグローバルな仕事がしたい想いもあり、日本語教育事業部への異動を決心いたしました。

「モチベーションはお客様の成長をみること」

はじめは、B to C(個人)営業でしたが、現在はB to B(法人)営業をしています。企業等で働く外国籍社員のための日本語研修導入の営業を担当しておりますが、お客様への「おもてなし」を心がけております。

自分も通ってきた道だからこそ、日本語習得や日本企業で働くビジネスマナーをこれから学ぶ多くの方々にしっかりと学んでいただきたいと思っています。また、お客様が日本語を話せることになった成長を間近で拝見することで、自分自身の仕事のモチベーションにもつながっています。

「自信をもってお客様へ提案できるアクティブラーニング」

日本語学校の多くは、メモを取るような講義型が主流です。しかし、ヒューマンアカデミーでは、学生が主導になって進めていくアクティブラーニングを導入していることが強みですね。まず、文法が分からなくても、話すことで自然と話せるようになります。子どもと親と一緒です。小さな子どもは話すことができません。だからといって、母国語の文法は教えていないですよね。コミュニケーションを取り、まず単語で話す、そしてあとから文法がついてきます。また、教材も自社で制作をしており、「つなぐ日本語」が自慢のテキストです。この教材は自信をもって、お客様に提案できます!

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