専門校教育
「第59回技能五輪全国大会・ウェブデザイン職種」優勝!受賞者が語る金賞までの道のり
ヒューマンアカデミーが運営する全日制専門校「総合学園ヒューマンアカデミー」横浜校のゲームカレッジ研究生である長倉由喜さんが、第59回技能五輪全国大会のウェブデザイン職種でトップとなる金賞を受賞しました!
厚生労働省と中央職業能力開発協会が主催する技能五輪全国大会は、23歳以下の出場者が日本一を目指して42職種に分かれて技能レベルを競い合う、年に一度の大会です。総合学園ヒューマンアカデミー横浜校の学生の入賞は、2009年の第47回大会より13回連続!
今回は「ウェブデザイン」職種で全国一位になられた長倉さんに、金賞までの道のりや学校での学びについて伺いました。
長倉さんインタビュー!ウェブデザイン職種金賞に至るまでの軌跡
2020年の技能五輪全国大会では敢闘賞を受賞されて、更なる上を目指した結果、優勝を見事に勝ち取られた長倉さん。全国一位である金賞を受賞した心境、スクールでの学びについてお聞きしました。
▲大会当日、講師の多田先生と
ー長倉さん
2021年の第59回大会で金賞を獲得できて、今は安堵の気持ちでいっぱいです。昨年、敢闘賞をいただいたときもうれしかったのですが、プログラミングのスピードが遅かったことが原因で、理想の完成形に届きませんでした。その悔しさや反省を活かして、もう一度チャレンジした結果、金賞という自分の成長をメダルに残すことができ、うれしさは去年よりひとしおです。
「ウェブデザイン」の競技では、「誰でも、どんな環境でも、使いやすいウェブサイト」を目指し、定められたルールに沿って、設計・構築の正確さやその表現力を競います。競技は課題量が多く、2日間にわたって行うため、スピードと同時に限られた中でいかにクオリティ高く制作できるのかがポイントになります。
▲試験中の様子
学校では、予選や大会に向けた特別授業に参加をして練習したことが、大いに役立ちました。本番に近い試験環境を再現した中で課題を取り組んだり、本番で緊張して忘れてしまわないよう暗記系のものは何度も反復練習を行ったりしましたね。
これまでに13回連続で技能五輪入賞者を生み出してきた横浜校の知見を惜しみなく教えてくれた先生たちには、本当に感謝しています。また、授業でともに学ぶ仲間から刺激をもらって、試験勉強や練習を頑張ることができました。
長倉さんが感じる、ヒューマンアカデミーの強み
―長倉さん
ヒューマンアカデミーでプログラミングを学び、大会で良い成績を残せたことで、就職活動にも活かすことができました。ポートフォリオの作品提出はもちろんのこと、「作品数が多い=即戦力になる」と認識してもらえ、面接の自己アピールにも上手く繋がったと思います。最終的に、第一志望の大手Web制作会社に内定をいただけました。
あと、少人数制で先生と生徒の距離が近く、丁寧に指導していただけたことも良かったと思います。講師の先生方はその道のプロばかりなので、現場の知識やテクニックを学べる点も魅力です。
―多田先生
とにかく易しく、そして最後は最高のスキルへ到達するように、常に指導を心掛けています。特別授業など学習面でのサポートはもちろんのこと、精神面でのサポートも大事にしており、山本五十六の言葉である 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は育たず」を常に意識しています。
金賞受賞後、思い描く卒業後のビジョンとは
これからは、授業や大会を通して学んだことを糧に、ユニバーサルデザインを取り入れた、「だれもが見やすいWEBサイト」を構築することが目標です。自分自身に色覚異常があって、だれにでも優しいサイトで社会に貢献したいと思ったことがきっかけです。
「見やすい」には、正確なコードやセンスの良いデザインだけでなく、機能面も必要不可欠。誰でも分かりやすく使いやすいものであるべきだからこそ、Webアクセシビリティの普及にも貢献したいです!
夢の実現に向けて多彩なカリキュラムでサポート!
全日制専門校の総合学園ヒューマンアカデミーでは、「好き」を仕事にするための多彩なカリキュラムを現役のプロ講師が教えています。また、在学中から就職に役立つ資格取得から、技能を証明する大会出場など、幅広く学びを得ることが可能。学生一人ひとりの卒業後の進路を導く専門的な学習と、ともに励める仲間と一緒に学園生活を通して夢を実現してみませんか?
体験授業やワークショップは随時開催しているので、ぜひチェックしてみてください。
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※取材時は入念な感染予防策を実施し、撮影のみマスクを外して行いました。