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プログラミング未経験から副業として稼ぐ方法を調べてみた!①

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プログラミングの副業は、リモートも可能で高収入なことから、近年人気を集めています。プログラミング未経験者にはハードルが高そうですが、どうすれば始められるのでしょうか?

プログラミングを副業にするメリット

①専門的なスキルが身につく

まず、プログラミングの副業で得られるものは、収入だけではありません。今後のキャリアに関わる 「スキル」 や 「実績」 も身に付けることができます。

今後、深刻なエンジニア不足の時代が到来すると予測される中で、スキルと実績を持ち、手に職をつけることは大きなメリットと言えます。プログラミングの仕事は非常に多岐に渡り、それぞれの仕事にあった技術力を身につけることができれば仕事に困ることはないでしょう。スキルに加え、しっかりとした実績があれば、さらに大規模なプロジェクトに参画して、単価が高い案件を取ることもできます。副業で経験を積み、スキルを身に付けることで、お金と同時にお金以上の価値を得ることができます。

②成果報酬型が多く副業と相性が良い

プログラミングの副業は基本的に成果報酬型ですので、成果物を納品すれば、その時点で案件は終了となり、報酬を受け取ることができます。そのため、本業にあわせて仕事量を調節しやすいです。また、案件のプロジェクトにおいて、常に最後まで参画しなければならないわけではありません。大規模なプロジェクトであれば1年以上続くこともありますが、「まずは、3ヵ月間だけ契約を結び、満了すればプロジェクトから離れる」 という働き方も可能です。自分の都合に合わせて働く期間を調節できるため、短期的な副業を望んでおり、なおかつスキルも身に付けたいと考えている方にとっては最適です。

プログラミング初心者が副業にするために必要なスキルとレベルは?

プログラミングの副業で求められるスキルレベルは、案件の内容や扱う言語によって変わるため、一概にこれくらいあればいいとは言えません。案件によっては、HTML 、CSS さえできれば問題ない場合もあれば、Java を使用して データベース 接続することまで求められることもあります。また、都会と地方では案件の数が異なり、求められるスキルレベルも変わってきます。地方の方が、案件が少ない分、求められるレベルは高くなる傾向にあります。ただ、どの案件をするとしても、共通して求められるスキルやレベルの水準はあります。ここではプログラミングの副業にあたり、 「 最低限これだけは身に付けておくべきスキル 」を紹介します。

①市場価値のある開発言語の知識

Web 制作系の案件を受けるのなら、「 HTML 」、「 CSS 」、「 PHP 」、「 Javascript 」 などのプログラミング言語の知識は持っておきましょう。

「 HTML 」は、サイトを作るための最も基本的なマークアップ言語で、ページの要素や構造を指定し、サイトの画面に表示する文字を記述したり、ボタンを追加する際などに使用します。また、「 CSS 」 は、HTMLで作った要素を装飾するスタイルを指定する言語です。CSS によって、サイトの文字やボタンの色や大きさを変えたり、位置を整えることができます。

HTML、CSS は、どちらも比較的覚えやすいので、まずは、この2つの学習から始めてみると良いでしょう。学習方法は、初心者向けプログラミング学習サイトの 「 Progate 」 で行うのがオススメです。「 PHP 」は、動的にWebページを生成することができるサーバーサイドのスクリプト言語です。PHP にて実装が可能な身近なサイト上の機能ですと、 ECサイトなど 「 ページ内検索機能 」 や、 「 新規会員登録機能 」 などが挙げられます。

PHPを使用して、様々な情報が保管されている 「 データベース 」 にアクセスし、その中からデータの受け渡しができるようになると有利です。習得するのは非常に難しいですが、その分、案件の幅が広がり、単価も高くなるでしょう。

「 JavaScript 」は、js とよく略され、サイトの要素に動きを付けたいときなどに使われるプログラミング言語です。サイト上にスライドを実装したり、ポップアップを出す処理などを行うことが出来ます。サーバーサイドの処理も行えるようになり、一気に注目を集めました。今後も目が離せない言語です。

②コミュニーケーション能力を身につける

プログラミングに限ったことではありませんが、副業においてコミュニーケーション能力も当然求められます。業務形態によってコミュニケーションの取り方は異なりますが、どんな場合でも 「 認識齟齬を起こさない 」 ことが最重要です。もし、クライアントから依頼された仕様と異なる成果物を納品してしまえば、最悪の場合、手戻りとなる可能性があります。ゼロから見直さなければならなくなり、大きな工数を無駄にしてしまいます。

こうした大きなミスを防ぐためにも、現場に赴く場合でもリモートでの案件でも、クライアントとの意思疎通がしっかりできているのかを細かく確認し、日ごろから 「 報告 ・ 連絡 ・ 相談 」 の徹底 を意識しておきましょう。コードの書き方やドキュメントの作成法なども、プロジェクトの仕様にきちんと合わせる必要があります。まずは、プロジェクトの仕様確認を丁寧に行った上で、案件に取り掛かるようにする意識を持つことが大切です。

③実務経験が23年あると仕事を受注しやすい

プログラミングで副業する際は、実務経験が2年以上あると有利と言われています。ある程度実務経験があれば、案件を選択できる幅が広がるので、受注の確率はかなり上がります。

PHP などのサーバーサイドの実務経験があれば高額単価も望めます。特に、リモートで働く場合は技術力の高さが求められるので、「2年以上が最低ライン」 としているクライアントもいます。

しかし、実務経験がない場合でも、技術力は問題ない、とクライアントに判断されれば、案件を受注することは十分可能です。また、単純なコーディング作業など、未経験でも募集している案件もあります。

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