専門校教育
千葉県警察から感謝状授与 声優専攻の学生5名がサイバー犯罪防止アニメ『ちょこサイ』に制作協力
総合学園ヒューマンアカデミー新宿校、パフォーミングアーツカレッジ声優専攻の学生5名が、千葉県警察より感謝状をいただきました。これは、千葉県警察が手がけたサイバー犯罪防止アニメ『ちょこサイ』の制作協力に対して贈られたものです。
背景
2023年に入り、千葉県では特殊詐欺事件が急増し、4月までに被害は470件、被害総額は10億9,000万円に上りました。この状況に対処するため、千葉県警察はサイバー犯罪防止啓発アニメ『ちょこサイ』の制作を決定しました。
学生の協力
アニメ『ちょこサイ』は、千葉県警察が企画とキャラクター設定を担当し、千葉大学アニメーション研究会がアニメと動画を制作しました。そして、「アフレコをどうしようか?」と声優を探すにあたり、千葉県警察から総合学園ヒューマンアカデミー新宿校にご連絡をいただきました。
オーディション
アニメに登場する5人のキャラクターにふさわしい声優を選ぶため、ヒューマンアカデミー新宿校で学生対象のオーディションが開催されました。数多くの応募者の中から、最終的に選ばれたのは5名の学生です。
スタジオ収録
それぞれの声優が決まったところで、いよいよ収録です。総合学園ヒューマンアカデミー新宿校はスタジオ設備も充実しており、千葉県警と千葉大学アニメーション研究会の皆さまがいらして、無事に完成となりました。
△収録は総合学園ヒューマンアカデミー新宿校で
感謝状の授与式
このプロジェクトへの貢献と学生たちの卓越した演技と取り組みを称賛していただき、千葉県警より感謝状が授与されることになり、授与式が行われました。
感謝状授与式の様子
授与式の日、学生たちは緊張と期待に胸を膨らませ、千葉県警察本部に到着しました。授与式前には、式の流れと記者会見の説明が行われ、学生たちは初めての体験に緊張を感じたようです。
授与式が始まり、学生一人一人が名前を呼ばれて、紹介されるとみるみる5人の表情が変わり、緊張の様子がうかがえます。
感謝状の授与
いよいよ感謝状の授与の瞬間が訪れます。選ばれた5人の学生は、声優としての実力を示し、感謝状を受け取りました。
アフレコ
一人一人に感謝状をいただいた後は、いよいよアフレコを披露します。学生たちは普段の授業で培った力強い演技を披露し、会場から拍手と喝采を浴びました。学生たちの輝きが際立つ瞬間でした。
△一人一人が、それぞれのキャラクターになりきり、映像にあわせてセリフをいれます
笑顔と記念撮影
授与式の感動の瞬間が続き、学生たちは笑顔でカメラに向かいました。記念撮影の際、笑顔が満ち溢れ、学生たちにとってはいい経験になったに違いありません。
マスコミのインタビュー
最後に、多くのメディアから学生たちへのインタビューが行われ、学生たちは丁寧に質問に答えました。各新聞社などで取り上げられ、学生たちの取組が広く認識されました。
アニメーション動画の閲覧
アニメーション動画は千葉県警察の公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。この動画では、フィッシング詐欺に関する情報と防止策が紹介されています。
https://www.police.pref.chiba.jp/cyberka/safe-life_cybercrime-31.html
【感謝状を授与された学生】
- バグ役:親里花希(パフォーミングアーツカレッジ声優専攻2年)
- パド役:天内葵美(パフォーミングアーツカレッジ声優専攻2年)
- リテラ役:松本眞(パフォーミングアーツカレッジ声優専攻2年)
- コンチャン役:直井義弥(パフォーミングアーツカレッジ声優専攻2年)
- ドスン役:山田勇喜(パフォーミングアーツカレッジ声優専攻専科)
【バグ役 親里花希さんのコメント】
「この感謝状を受けることは光栄です。オーディションで選ばれた5人で、それぞれのキャラクターに合わせた声を工夫して収録に挑みました。身近にサイバー犯罪被害者がいることもあり、この動画が犯罪防止に寄与できればと思います。」
【総合学園ヒューマンアカデミー新宿校について】
総合学園ヒューマンアカデミー新宿校は、パフォーミングアーツに特化した校舎として、声優専攻など4つの専攻を提供しています。学生は現場経験を重視し、アフレコブースやナレーションブースなどの設備を活用し、声優・俳優としてのスキルを磨いています。また、毎年多くの声優・俳優事務所の所属オーディションを実施し、学生はデビューを目指して訓練を受けています。今回の協力プロジェクトは、実務経験として非常に有益であり、ヒューマンアカデミーは今後も教育を通じて個人の可能性を広げ、社会への貢献を続ける予定です。