専門校教育
「教育×eスポーツのさらなる進化」 ~Human Academy CREST GAMINGが見据えるeスポーツ~
近年、めざましい発展を遂げているeスポーツ業界。今回、ヒューマンアカデミー株式会社が運営するeスポーツチーム「Crest Gaming」が、「Human Academy CREST GAMING」として新始動して約1か月。この記事では、リブランディング内容を振り返りながら今後のe-Sportsと教育についてご紹介いたします。
リブランディング内容の紹介
「Human Academy CREST GAMING」(旧・Crest Gaming)は、国内トップリーグで多くの選手が活躍するプロeスポーツチームです。チーム結成の2016年から順調に力を拡大し、教育機関が運営するはじめてのプロチームとして存在感を示してきました。今回のリブランディングでは、人気ブランド・BEAMSを手がける株式会社ビームスクリエイティブがクリエイティブディレクションを担当。リブランディング内容のなかで、とくに注目すべきポイントを3つご紹介します。
eスポーツの魅力が伝わる、新Webサイト
https://crestgaming.com/
チーム名の名称変更に伴い、公式Webサイトをリニューアルしました。全体的にポップな色遣いを基調にデザインされておりeスポーツのプロチームではあまり見られない色遣いがポイントです。このサイトデザインに込められているのは、「選手やチームの魅力を押し出し、ファン化を促進したい」という思い。ただチームの情報が記載されているだけのサイトではなく、「eスポーツに興味を持つきっかけとなる場所」を目指して制作されました。初心者向けのものから選手を夢見る人向けのものまで、コンテンツの幅広さも大きな特徴です。
ロゴマークも新たにデザイン!
チームのロゴマークも、一新されました。チーム名の頭文字である、CとGによって三角形を構成しているところが、注目ポイントです。また、この三角形には、「頂点を目指す」という、チーム発足当初から大事にしている意味があります。そして、右側から差し込む光は、「希望」「未来」「輝き」といった、美しい言葉が表現されているとのこと。「個々が最大限輝くように、未来を共に切り開いていくこと、また、まだ開発途上であるeスポーツの未来に発展と輝きをもたらすことを意味します」と、BEAMS担当者は話しています。
なお、配色にも細かな工夫がされています。ロゴカラーの「クレストブルー」は、「健全育成」をイメージ。ポイントカラーのオレンジは、「太陽」「光」を表現しているそうです。
スタイリッシュな新ユニフォームも発表
チーム所属選手が着用するユニフォームも、新しいデザインのものが発表されました。BEAMSらしい、おしゃれでファッショナブルなデザインが魅力です。フットボールTシャツをモデルにした、サイズ感が大きいユニフォームは、ほかのチームではなかなか見られないでしょう。プレイに影響が出ない袖丈にするなど、動きやすさもしっかりと考慮されています。ちなみに、袖のラインに使用されているのは、ロゴマークにも使われている、チームカラーのブルーとオレンジです。
BEAMS担当者によると、「選手のパフォーマンスは維持しながら、eスポーツの概念を変えるという想い」をデザインに込めたとのこと。背中には選手の個人名も印字されており、チーム名と選手名を同時に覚えてもらえるようなアイデアもちりばめられています。
リブランディングへの意気込み
このリブランディングには、eスポーツシーンをさらに発展していきたいという、強い思いが反映されています。3つの観点に沿って、その思いを紐解いていきましょう。
BEAMSとタッグを組んだ意義
今回BEAMSは、ロゴやユニフォームなどのデザインだけでなく、選手たちの魅せ方やWeb上での表現方法もプロデュースしています。世界中に多くのファンを持つBEAMSと、こうしてタッグを組んだ意義は、「eスポーツのイメージ向上とアップデート」です。eスポーツの認知度は少しずつ上がっていますが、全国的にみるとまだまだネガティブなイメージ(セカンドキャリアの不透明性、選手寿命の短さなど)が強いスポーツ。これをポジティブなイメージへ変えていくために、BEAMSが持つスタイリッシュさを促進していくこととなったのです。
また、「個性があること」を重視する点が2社に共通しており、同じ価値観のもとで取り組めた点もポイント。全体的に雰囲気がマッチした、魅力的なコラボレーションとなりました。eスポーツそのもののファンを増やすためにも、今回のタッグは非常に大きな価値があります。
新サイト制作へのこだわり
新しく制作されたWebサイトには、多くのこだわりが存在します。なんといっても、1番のポイントは「応援したくなるチーム」の表現です。今までのサイトでは、大会時に撮影された選手の個人写真のみを使用していました。今回からは、チームの雰囲気や魅力が伝わる集合写真を採用したことで、アーティスト写真のようなファッショナブルなイメージを演出。ファンの増加を狙えるサイトづくりを目指しました。一見静止画に見えるページをよく見ると、画面の一部がムービーになっているユニークな遊びも施しています。思わずいろんな選手やチームのページをチェックしたくなるような、細かいギミックが隠れている点も特徴的です。
これに加えて、「選手育成を実施しているチーム」であることもサイト内で表現しました。運営している育成システムやeスポーツ専門校の紹介を行うページを作成し、次世代の人材育成にもつなげています。
教育×eスポーツの進化とは
今回のリブランディングを通して、ヒューマンアカデミーは「eスポーツ業界における育成システムの確立」を進めていこうと考えています。
世界で戦えるプロ選手の育成や、引退後のキャリア形成など、選手をサポートする環境をしっかりとつくりあげることで、eスポーツの発展に尽力することが目標。安心してプロ選手を目指せる場所を整えることは、子どもたちの可能性や選択肢を増やすことにつながるでしょう。
同社は、教育全体に携わり、「なりたい自分」を実現させるために様々な学びの場を提供する事業を行っています。ヒューマンアカデミーが長年積み重ねてきた教育ノウハウをもとに、eスポーツをさらに進化させるということです。そして、eスポーツ業界全体を健全に盛り上げることを目指しています。
eスポーツを進化させる時は、まさに今
今後の展望としては、BEAMSとのタッグを継続し、選手のスタイリングや応援用オフィシャルグッズの販売などを進めていく予定です。そして、Human Academy CREST GAMING全体の目標は、プロとして今よりももっと強いチームになること。ファンやスポンサーの数も増やしていき、世界に羽ばたいていけるeスポーツチームへの成長を視野に入れているとのことです。介護をはじめとした別業界に、eスポーツを活用するアイデアも存在。eスポーツの可能性を伸ばせる事業に、今後も取り組んでいきます。
また、Human Academy CREST GAMINGは、BEAMSのように、eスポーツをともに発展させていくスポンサーを募集しています。これからどんどん存在感を増していくことが予想される、eスポーツ業界。未来があふれるこの業界に参入し、新しい未来を創造してみませんか。一緒に夢の実現を目指していただける企業様を、お待ちしております。
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★お知らせ★
10月11日、12日と熊本市で行われる「e-Sportsと教育」をテーマにした人材育成についてのパネルディスカッションに、ヒューマンアカデミーが参加します。オンラインライブ配信がありますのでご興味ある方は、こちらよりお申し込みのうえご視聴ください(視聴無料)。