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タイからようこそ!「SDGs×STEAM education SUMMER CAMP 2025」で未来を拓く国際交流


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2025年629日(日)から74日(金)の6日間、タイのインターナショナルスクールに通う12歳から15歳の生徒19名を迎え、「SDGs×STEAM education SUMMER CAMP 2025」を開催しました。

 当社は、創業以来40年にわたる教育ノウハウと179万名もの卒業生を輩出してきた実績があります。1987年に開校した日本語学校では、現在40ヶ国以上の留学生を受け入れ、日本語教育に加え、日本の文化や生活の魅力発信にも力を入れています。さらに、児童教育においては、驚きと感動に満ちた授業を展開し、本格的なSTEAM教育を推進しています。

 今回のサマーキャンプは、これら長年の教育ノウハウと実績を活かし、単なる文化体験に留まらない、特別な学びの場として企画されました。

 日本の先進的な科学技術、災害対策、そして豊かな文化に触れることで、参加生徒が「持続可能な社会の実現」と「問題解決能力」を実体験として学ぶことを目指した今回のキャンプ。日本の学生との交流を通じて異文化理解を深めながら、未来に向けたSDGsSTEAM教育の重要性を肌で感じられる、国際色豊かな学びの連続となりました。子どもたちの好奇心と探求心に火をつけた、熱気あふれるプログラムの様子をご紹介します!

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目次

日本の学生と「共育」の喜びを分かち合う国際交流

アニメ・声優体験でクリエイティブな表現力を開花!

握って、学んで、味わう!大興奮の寿司体験

災害の脅威を体感!防災意識を高めるリアルな学び

未来への一歩を踏み出したお別れの日

日本の学生と「共育」の喜びを分かち合う国際交流

今回のサマーキャンプで特に重視したのは、日本の学生とタイの学生が直接交流し、異文化理解を深めることでした。単に文化に触れるだけでなく、グローバルな視点を養い、コミュニケーション能力や共感力を高めることを目的としています。異なる文化背景を持つ同世代との直接的な交流を通じて、お互いの生活習慣や価値観を理解し、多様な視点から物事を捉える力を育む、貴重な機会となりました。

交流にご協力いただいたのは、「論理的に考える力(理数的思考力)」「心と心を通わせる力(コミュニケーション能力)」「発表する力(プレゼンテーション能力)」の3つの力を重視した教育を実践されている宝仙学園理数インター様。海外研修はもちろん、日ごろから国際交流を行っている宝仙学園様は、本サマーキャンプの趣旨にご賛同くださり、交流イベントの内容まで共に企画してくださいました。

交流会では、生徒たちは英語でお互いの文化紹介を行い、折り紙やプレゼンテーション、さらにはダンス披露を通じて親睦を深めました。

紙飛行機作りで大盛り上がり!

宝仙学園の生徒とグループになり、紙飛行機作りに挑戦!「どうしたら遠くまで飛ぶんだろう?」「もっと高く飛ばしたい!」と、初めて折る紙飛行機に最初は苦戦しながらも、知恵を出し合い、試行錯誤を繰り返すタイの生徒たち。隣のグループからは「あー!もっとこうすれば!」と、アドバイスや励ましの声も聞こえてきます。どこまで遠くに飛ばせるか競争が始まると、会場は「ゴー!ゴー!」と応援する声、そして遠くまで飛んだ時の「イエーイ!」という歓声に包まれ、笑顔が弾けました。

「日本の友達と協力して作った紙飛行機が、こんなに遠くまで飛んでびっくりした!最高に楽しかったよ!」と、興奮冷めやらぬ様子で話してくれました。

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宝仙学園の学生とグループになって折り紙を折る様子。英語でコミュニケーションをとっています。身振り手振りを交えながら、楽しそうに教えていました。

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初めて折った紙飛行機。どこまで遠くに飛ばせるか、みんなで競争しました!歓声が体育館に響き渡りました。

日本とタイ、伝統舞踊の共演に感動!

 続いて、宝仙学園の生徒から、この日のために一日中練習したという流暢な英語でのスピーチの後、日本の伝統舞踊であるソーラン節が披露されました。その迫力ある演舞にタイの生徒たちも釘付け!日本の学生が力強く舞い踊る姿は、見る者の心を惹きつけ、惜しみない拍手が送られました。

 次に、タイの生徒からは、タイの文化紹介プレゼンテーションがあり、その後はムエタイと伝統舞踊を披露。

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タイの伝統舞踊が始まると、軽快な音楽に合わせて、自然と体が動き出す日本の生徒たちも。「一緒に踊ろう!」と手招きするタイの生徒に、最初は戸惑いながらも、「私もやってみたい!」と日本の生徒が輪に加わり、最後は全員で踊り出すなど、互いの文化を肌で感じる素晴らしい時間となりました。

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清掃活動から学ぶ日本の「共育」精神

 タイの学校には生徒による清掃活動の習慣がないそうです。そのため、宝仙学園での清掃体験は、日本の教育における「共育」の精神や、公共物を大切にする文化に触れる、貴重な機会としてプログラムに取り入れました。最初は少し戸惑いを見せていた生徒たちも、日本の生徒たちがほうきや雑巾を手にテキパキと掃除する姿を見て、「これは、チームワークだね!」と目を輝かせながら、一緒になって一生懸命清掃に取り組んでいました。自分たちが使う場所を自分たちで綺麗にするという体験は、彼らにとって新しい発見と学びがあったようです。

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ESSクラブの学生とティータイム交流セッションで大爆笑!

宝仙学園のESSクラブの学生とのティータイム交流セッションでは、少人数のグループに分かれてゲーム大会を行いました。自分のユニークな特徴を紙に書いて、先生が紙を回収、シャッフルして生徒に再配布。紙の内容が誰が書いたものか質問しながら回答者を見つけるゲームです。生徒たちは一生懸命英語で質問し、「この答えは誰か知らない?」と尋ねるなど、自然と活発にコミュニケーションをとっていました。

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 あるグループでは、回答者がなかなか見つからず、「えー!誰なのー?ヒントちょうだい!」と、みんなで顔を見合わせて大爆笑する場面も。お菓子タイムでは、日本とタイのお菓子が用意され、一緒に話をしながら交流を深めました。タイの辛いお菓子には日本の生徒も「うわ!辛い!でも美味しい!」と驚きの声を上げていました。あっという間に楽しい時間は過ぎ去り、「もっと話したい!」という声も聞かれるほど、充実した交流となりました。

アニメ・声優体験でクリエイティブな表現力を開花!

 タイでも日本のアニメは大人気!今回のサマーキャンプに参加した生徒も、普段から日本のアニメに親しんでいる子が多かったようです。そこで、親しみのあるアニメを通して表現力とSTEAM教育の要素を体験できるプログラムを用意しました。

 アニメーションは、単なる「絵」や「声」にとどまらず、キャラクターデザインや物語の構成といった「Art(芸術)」など、STEAMの多様な要素を複合的に含んでいます。身近で魅力的なアニメというコンテンツを通じ、楽しみながら創造性を養うきっかけになればという思いで、この体験を企画しました。

 この企画は、当社が長年培ってきた教育ノウハウと、総合学園ヒューマンアカデミーのプロ講師陣の協力を得て実現しました。イラストと声優のプロフェッショナルが、タイの生徒向けのスペシャルプログラムを企画!生徒たちは、まさに「プロの技」に触れることができる、またとない機会となりました。

好きなキャラクターで缶バッジ制作に挑戦!

日本のコンテンツ産業の代表ともいえる「アニメ」。アニメ市場の大きさや、クリエイターの作品がどのように販売されるのかについて講師から説明があった後、早速缶バッジ制作に移りました。

生徒たちはそれぞれ好きなキャラクターを紙に描いてきました。日本のアニメキャラクターを描く生徒や、好きなサッカーチームのロゴを描く生徒もいました。真剣な表情で色鉛筆を手に取り、丁寧に色を塗る姿は、まさに未来のクリエイターのようでした。

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缶バッジにプリントする下絵を描く様子。思い思いに好きな絵を描いていました。集中するあまり、周りの音も聞こえないようでした。

 完成したイラストは専用の機械で缶バッジにプリントされ、出来上がったばかりの自分だけの缶バッジを手に、生徒たちは満面の笑み!「わー!すごい!私が描いた絵がバッジになった!宝物にする!」と、想像以上の出来栄えに、思わず歓声があがっていました。

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出来上がった缶バッジと一緒に記念撮影。総合学園ヒューマンアカデミーの学生から、しおりやハガキのプレゼントもあり、サプライズに大喜びでした!

初めての声優体験!感情を声に乗せるドキドキの挑戦

 声優体験は、感情を言葉に乗せるという、生徒にとって未経験の体験となりました。最初は少し恥ずかしがる生徒も見られましたが、講師の的確な指導を受けるうちに、次第に声が出るようになり、笑顔で楽しそうに声を出していました。

白雪姫の台本を手に、役になりきってセリフを読み上げる生徒たち。「難しいけど、すごく面白い!」と、感情を込めてセリフを表現する中で、言葉の持つ力や表現の奥深さを学んでいただけたのではないでしょうか。まるでプロの声優になったかのような、素晴らしい演技を披露してくれました!録音された自分の声を聞いて、みんなで拍手喝采でした。

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握って、学んで、味わう!大興奮の寿司体験

SDGsやSTEAM教育の体験に加え、日本の食文化体験もプログラムに盛り込みました。

まずは築地散策で日本の食文化に触れ、活気あふれる市場の雰囲気に生徒たちは興味津々。「この魚は何?」「どうやって食べるの?」と、次々に質問が飛び交いました。豊海おさかなミュージアムでは、魚の生態や海洋資源について学習し、普段何気なく食べている魚が、どのように食卓に届くのかを学びました。

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施設のスタッフの方から海洋資源について説明を受けます。真剣な表情で耳を傾け、「魚の命を大切にしないとね」と感想を話す生徒もいました。

 特に寿司体験教室では、自分でお寿司を握るという貴重な経験に、生徒たちは大興奮!初めての体験に戸惑いながらも、職人さんの手元を真剣に見つめ、一生懸命お寿司を握っていました。

「うわー!難しいけど、楽しい!」と、隣の生徒と見せ合いながら、試行錯誤する姿はまるで寿司職人の卵のようでした。この体験は、単に日本の食文化に触れるだけでなく、食材を大切にする心や、持続可能な漁業への意識など、SDGsの目標を考えるきっかけとなるように、プログラムに組み込んでいます。

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握り寿司も自分たちで作りました最初は苦戦しましたが、だんだんコツをつかんでいきました。「僕が作ったお寿司、美味しそうでしょ!」と得意げな表情でした。

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お花の飾り巻き寿司作り。初めてとは思えないくらい、みんな上手に作っていました!彩り豊かで、食べるのがもったいないくらいでした。

初めて作るお寿司の形に苦戦しながらも、自分で作ったお寿司を美味しそうに食べる姿は、日本の食文化の魅力を存分に感じている様子でした。「自分で作ったお寿司は格別!」「日本食、最高!」と、満面の笑みで頬張る生徒たちの姿が印象的でした。

災害の脅威を体感!防災意識を高めるリアルな学び

タイでも日本と同様に、地震、洪水、津波、暴風雨といった自然災害が発生します。そこで、水害・暴風雨の体験に特化した施設「本所防災館」を訪問し、実践的な防災教育を体験しました。

深度7の地震を体験。想像以上の揺れに驚きながらも、地震のときにどのような姿勢をとって命を守るかを真剣に学びました。「こんなに揺れるなんて、本当に怖い!」と、その場で座り込む生徒もいましたが、真剣な表情で指示に従っていました。

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 生徒たちは、シミュレーションを通じて楽しくもしっかり災害の恐ろしさや対策の重要性を肌で感じ、防災意識を高める機会となりました。

「ここが一番面白かった!」と答える生徒もいるほど、リアルな体験を通じて防災への意識を深めることができました。ある生徒は「災害は怖いけど、もしもの時のために、何をすればいいか学べてよかった。タイに帰ったら家族にも教えたい!」と、真剣な表情で話してくれました。この体験は、万が一の際に「自分の命を守る」だけでなく、「誰かを助ける」ことにも繋がる、かけがえのない学びとなりました。

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未来への一歩を踏み出したお別れの日

最終日は、この6日間の学びと成長を振り返る修了式を行いました。

ヒューマンアカデミーの社員からタイの生徒たちに修了証書が手渡され、一人ひとりと固い握手を交わしました。「先生、また来年も来たいです!」「日本の友達ができて嬉しい!」「ヒューマンアカデミー、ありがとう!」と、別れを惜しむ声と、感謝の言葉が飛び交いました。最後は笑顔で生徒たちを見送りました。

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このサマーキャンプでの経験が、子どもたちの学びへの意欲をさらに高め、将来の活躍へとつながっていくことを心から期待しています。そして、この国際交流が、タイと日本の架け橋となり、未来を担う彼らが持続可能な社会の実現に向けて活躍してくれることを願ってやみません。

<取材協力>

宝仙学園 https://www.hosen.ed.jp/

総合学園ヒューマンアカデミー大宮校 https://ha.athuman.com/omiya/

Tokyo Sushi-Making Tour https://www.tokyo-sushi-making-tour.com/

豊海おさかなミュージアム https://museum.suisan-shinkou.or.jp/

本所防災館 https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/taiken/honjo/index.html

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