カイシャ
キャリアコンサルタントインタビューvol.6「もっと早く学びたかった」―中間管理職が実感する傾聴スキル 一歩踏み込む「対話の深さ」
「経験に基づく勘」だけで部下を動かす時代は終わりました。今、ミドルシニア層や中間管理職に求められているのは、これまでのキャリアを理論で整理し直す「リスキリング(学び直し)」です。特に、相手の本音を引き出す「対話の技術」は、組織運営において欠かせないスキルとなっています。
ヒューマンアカデミー株式会社では、ヒューマングループのバリュープロミスである「SELFing」の考え方に基づき、お客様一人ひとりが自分らしさをカタチにするための支援を行っています。お客様に最適なキャリア相談を提供するために、各校舎のスタッフ全員が国家資格であるキャリアコンサルタントを取得することを目指しています。
ヒューマンアカデミーでは、入社3か月以上の社員が、開講講座を無料で受講できる「Human Academy SELFing College」などの制度があり、社員の資格取得を手厚く支援。あらゆるステージのお客様の「SELFing」を継続的にサポートできる人材育成に注力しています。
長年、ヒューマンアカデミーの校舎で営業の第一線を走り続け、現在は所沢校の責任者を務める石井雅英さん。 会社からの指示をきっかけに約1年半前に取得した国家資格「キャリアコンサルタント」は、ベテランである彼女の仕事観にどのような変化をもたらしたのでしょうか。中間管理職ならではの葛藤なども含め、伺いました。
これまでの経歴と、現在の業務内容を教えてください。
私は長年にわたり、ヒューマンアカデミーの各拠点で営業職を務めてきました。大宮、横浜と複数の校舎を経験し、現在は所沢校の責任者を担当しています 。日々、受講を検討されている方へのカウンセリングや、校舎全体のマネジメント、部下の育成が主な業務です。キャリアコンサルタントの資格は、会社からの指示をきっかけに取得しましたが、今では自分の仕事に欠かせない武器になっています。

なぜ、キャリアコンサルタントを受けようと思ったのですか?
正直に言えば、最初は会社から「取ろう」という話があったからでした。ですが、実際に勉強を始めてみると、その内容は営業やカウンセリングといった私の日々の仕事に直結するものばかりだったんです。「もっと早く受講しておけば、これまでの仕事がもっと楽になったかもしれない」と感じるほど、学びの価値は大きかったですね。
学習を進める中で、特に大変だったことや印象的なことはありますか?
とにかく「理論家」の暗記には苦労しました。「一生出会いたくない」と思うほど、最初は名前と理論を一致させるのにお腹いっぱいになりましたね(笑) 私は家だと集中できない性格なので、普段行かないカフェの回数券を購入し、外で学習できる環境を整えて勉強に取り組んでいました。
一方で、法律やカウンセリングの分野、社会人として納得できる心理学の内容は非常に助けになりました。特に法律を学ぶことで、国がどれほど多様な支援を用意しているかを知ることができたのは、一人の社会人としても大きな収穫でした。

日々の業務そのものが実務訓練のようなものではありましたが、試験に向けた対策としては、試験の約1ヶ月半前から他拠点の先輩たちとオンラインでロールプレイング(ロープレ)を重ねました。
私は準備し始めるのが遅すぎて大変でしたので皆さんにはもっと早くから試験対策をしてほしいです。
学科は2回目の受験で合格しましたが、知識が定着し始めた2回目以降の勉強は、むしろ楽しく感じられるようになりました。もし当時、今ヒューマンアカデミーで開発された「スキマ合格ドリル」のような試験対策システムがあれば、もっと効率的に一発合格できたかもしれませんね(笑)。
スキマ合格ドリルは、2025年8月にリリースした「学科版」の高い成果(合格率向上・高い利用率・満足度)を受け、受講生アンケートによりニーズが明確化された論述対策機能を2月に新たに追加し、一般販売も提供しています。
受講生からの「忙しいからこそ"スキマ"で勉強できるツールがあればいいな」という要望からネーミングとなった「スキマ合格ドリル」だからこそ日々の合間に学科も論述も勉強できる内容となっていて、使いこなしてほしいです!
資格を取得したことで、仕事の面談や部下への接し方に変化はありましたか?

大きく変わりましたね。特に「傾聴」の深掘りと「ラポール形成」において、単に仲良くなるだけでなく、相手の核心に一歩踏み込んだ関係を築けるようになったと感じています。
部下に対しては、マネジメントで難しいなと思うこともあったりしたのですが、特に20代、30代の子たちって、自分の意見や考えを聞かれることに慣れてるわけではないと思うのですよ。私は結構答えを言っちゃうタイプなのですが、意識的に本人の口から聞けるようにしています。単に話を聞くということではなく、「待つこと」や、本人が自ら気づけるように「問いを立てて発言を促す」姿勢を強く意識するようになりました。客観的に物事を捉えられるようになったことで、指導の説得力も増したと感じています。
そして、分からないことがあったら拠点長経験のある先輩方にすぐ聞くなどのコミュニケーションも大切にしています。
これからのビジョンと、未来の仲間へのメッセージをお願いします。

現場の人だけでなく、どんな職業の方にとっても「社会人としての義務スキル」にしてしまってもいいのではと思います!講座の中では、私のようなミドル世代の気づき、中高年の気づき、若年層の気づきなどをワークを通して知ることができたり、自分自身を知ることができます。自分自身を思い込んでることって結構あって、いかにそれが恐ろしいことかを実感させられます(笑)。
この人はなんでこういうふうに考えてたんだろうか?などを考えられるようになったり、気づこうとすることもできる。これは仕事もそうですし、家族とかパートナーとかそういった関係性でも活かされていると感じています。
私は新しいことに挑戦するのが好きな性格なので、今後もキャリコンとしての「自己研鑽」を続けながら、AIなどの最新技術も積極的に取り入れていきたいです。キャリアコンサルタントは、仕事の質を高めたい、誰かの人生に本気で向き合いたいと考えているなら、これほど心強い資格はないと思います。

資格取得・就転職の総合校 ヒューマンアカデミー エミテラス所沢校
https://haa.athuman.com/school/tokorozawa/
効率的な学習をサポート: ヒューマンアカデミーのスキマ合格ドリル
社員支援制度: Human Academy SELFing College
