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リカレント教育

仕事と講座を両立し、コンテストで171作品の中から見事受賞!~ネイリスト養成講座修了生の経験を生かしたサービスの提供を目指す~

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ヒューマンアカデミー札幌校
髙橋 和

ヒューマンアカデミー札幌校で校舎スタッフとして働きながら、ヒューマンアカデミーのネイリスト養成講座を受講し、独自のネイルアートデザインを競う「HUMAN ACADEMY CUP ネイルアートコンテスト2019」に挑戦した髙橋 和。全171の応募作品の中から見事、『スチューデント部門』で「DDIシーズンアレンジメント賞」を受賞した髙橋が、仕事と学びの両立やネイルの魅力について語ります。


「HUMAN ACADEMY CUPネイルアートコンテスト」とは、ネイルの最新アートやトレンドを社会に発信することで、ネイルを通じた自分磨きに貢献することを目的として、2012年より毎年開催しています。ネイルスクール受講生や、プロではない一般の方が参加する「スチューデント部門」と、ネイル講師やネイリスト、アーティストの方が参加する「プロフェッショナル部門」、計2つの部門で競われます。 高橋が今回受賞したのは、「スチューデント部門」の賞のひとつ、『DDIシーズンアレンジメント賞』。受賞作品は、ヒューマングループが運営するネイルサロン『ダッシングディバ』のデザインとして採用されるというものです。

大好きなネイルをもっと学びたい!

髙橋のネイリスト養成講座受講のきっかけは、趣味として革小物を制作したり、ビーズや粘土でアクセサリーを作ったりするなど、細かな作業が好きだったことが要因だといいます。

髙橋「これまでにも、セルフでジェルネイルや友人への施術などをしていたものの、独学だったために不安も多く、いつかネイルの正しい知識や施術を学びたいと思っていました」

ネイリスト養成講座の受講を決意した髙橋は、午前中の講座を受講することに。受講にあたり、授業時間が延びた場合などに出勤時間に少し遅れてしまう可能性や、同僚に試験モデルとして協力してもらうことで、大事な営業時間を奪ってしまうことにもなりかねないといった懸念がありました。そこで、上司には業務に影響が出ないよう勤務シフトについて相談し、同僚からも応援を得て、無事受講するに至ります。

髙橋は、JNECネイリスト技能検定3級取得を目的とした『ネイリストプロフェッショナルコース(スタンダードⅠ)』、スカルプチュアネイルや3Dアート、ジェルネイルなど高度な技術を学んでスキルアップを目指す『ネイリストプロフェッショナルコース(エキスパート)』、技能検定試験の受験に向けて本番さながらの対策を行なう『JNECネイリスト技能検定2級対策講座』と『JNECネイリスト技能検定1級対策講座』、さらにジェルネイル検定上級の資格取得に向けた『ジェルネイル検定上級 模擬試験』の計5講座を受講したのです。
当初は、何か自分の自信になるような資格が取りたいという思いから、スタンダードコースの受講とJNEC2級対策講座のみの受講を考えていました。しかし、勉強を進めるうちに学ぶ楽しさが大きくなっていき、またクラスの皆と一緒に、より難しい資格も目指したいという気持ちが強くなりました。結果、5講座を受講することにしたのです。

JNECネイリスト技能検定1級とは、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が開催するネイリストの検定で、トップレベルのネイリストに必要とされる総合的な技術、および知識が問われます。実技と筆記試験があり、合格率は40%弱と非常に難易度の高い検定(※)です。
また、ジェルネイル検定上級は、NPO法人日本ネイリスト協会が実施する、プロとしてサロンワークでジェルネイルを施術する際にスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得を問う内容の検定です。

※公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)発表:2018年秋期までの「受験者数・合格者数推移」の累計データより

髙橋はこうした難易度の高い資格取得に向け、仕事と両立させながら、『JNECネイリスト検定1級』『ジェルネイル検定上級』『ネイルサロン衛生管理士』の資格を2年弱で取得していったのです。

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▲自作のネイルチップ

通学講座だからこそ、できることもある

好きなこととはいえ、仕事をしながらの受講は、やはり大変なこともあったといいます。

髙橋「毎週、平日午前のクラスでネイリスト養成講座を受講、その後13時から22時まで勤務というスケジュールだったため、体力的に少し辛い日もありました。特に検定試験の前などは、帰宅してから施術の練習もしていたので、寝不足だった時もありましたね」

同僚にも迷惑をかけていると感じ心苦しさもある中で、同僚たちが試験モデルとして協力してくれたり、休日も時間を割いて練習に付き合ってくれたりと、応援し続けてくれたそう。だからこそ、常に前向きに頑張れ、心も元気でいることができたと振り返ります。

また、通学講座で良かった点について髙橋は、生でプロの先生の施術を見ることができ、直接指導をしてもらうことで、正しい知識が学べたことだといいます。

髙橋「目で見て分かっても、実際にやってみると難しくて出来ないことが多くあります。例えば、爪のきれいな整え方や甘皮の処理の際の力加減など、見ただけでは分からない細かいテクニックなどを、直接、自分の手を取って教えてもらえます。また、同じ教室で学ぶクラスメイトがいることで、悩みを共有したり支え合ったりできたので、挫折することなく修了できたと思います」

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▲モデルに協力してくれた同僚(左)と講師(右)と

『仕事+授業+検定合格』で自分に自信

受講するだけでも大変な中、さらに検定を受検し続けることで、自分自身への負荷も大きくなっていきました。モデルに協力してくれていた同僚へ何度も依頼することも難しく、後がない状況―。徐々にプレッシャーも大きなものとなっていきました。

髙橋「大変ではありましたが、何も知識や技術がないところから、1級までのすべての検定を一度で合格しました。これまでの学びの成果が形になったことが、本当に嬉しかったですね」

髙橋は、仕事とネイリスト養成講座通学を両立したことで、自分に自信がついたのです。
さらに、「HUMAN ACADEMY CUP ネイルアートコンテスト2019」の『スチューデント部門』で「DDIシーズンアレンジメント賞」を受賞できたことは、非常に大きな喜びとなりました。

髙橋「まさか自分が受賞できるとは思わなかったので、このような素敵な賞をいただけたことをとても嬉しく思います。コンテストには、受講を修了してから時間が空いていましたが、自分の力を試す機会として参加しました。他にもネイル技術を競うコンテストがあれば、参加してスキルアップしていきたいと思っています」

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▲今回、DDIシーズンアレンジメント賞を受賞した髙橋の作品

修了生の目線で受講生を支えていきたい

髙橋は、受講中に得たものを少しでも業務に活用出来るようにと考えて、業務に取り組んでいるといいます。

髙橋「現在の私の業務は、基本的に受講生の方とのコミュニケーションがメインです。受講生の悩みを、修了生として話せることが、実際の自らの業務に生きているのではないかと思っています。例えば、受講していたからこそ、用意すべき道具などの質問に答えることができますし、受講生の方が迷っていることや悩んでいることなどで共感できる部分がたくさんある―。これまでの経験を、受講生の方に、より近い距離で話せているのではないかと思います」

さらに髙橋はこう続けます。

髙橋「受講生の方が、修了後に安心して就職まで進んでいただくための支えに、少しでもなっていれば・・・と思います。今後についても、新しいネイルの情報を常に仕入れつつ、受講生の皆さんにとっての"一番身近な修了生兼スタッフ"としてサポートできたらと考えています」

学びと仕事を両立して検定に合格した髙橋の存在は、受講を迷っている人や受講中の学生にとって心強いものになっているようです。

髙橋はこれからも、"ネイリスト養成講座修了生"として、またヒューマンアカデミー札幌校の職員として、受講生の学びをサポートし続けていきます。


<ヒューマンアカデミーネイリスト養成講座>

日本ネイリスト協会(JNA)認定校ならではのカリキュラムサポートで、「人気サロンで働きたい」「ホームサロンを開業したい」など、将来の夢に合せてコースを選ぶことができます。開講以来、約12万人のネイリスト養成講座の修了生を輩出してきたノウハウで、ネイリストへの夢をサポート。資格合格は夢へと続く第一歩であり、その先の未来までを応援します。全国29校舎で展開しています。
http://haa.athuman.com/academy/nail/


<ヒューマンアカデミー札幌校>

札幌駅から徒歩3分の資格取得、キャリアアップの専門スクールです。ネイリスト講座、心理カウンセラー・NLP講座、Web・ITプログラミング、ブライダル講座、日本語教師講座、医療事務講座など各種講座を開講。
平日は21時まで、土日も開講、週1回から学べます。少人数制・現役プロ講師・クラス担任制にこだわっています。
https://haa.athuman.com/school/sapporo/

※2020年1月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。

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