リカレント教育
未経験から見事エンジニアへ。修了生 山根さんインタビュー!
今回は、 ヒューマンアカデミー広島校でプログラミング講座を修了した後、未経験から見事IT業界へ就職を実現された山根さんに、講座のことや、現在のお仕事内容などについてお聞きしました。
未経験から就職されたとのことですが、現在はどのようなお仕事をされているのですか?
私が就職した会社は医療・ヘルスケア分野に特化したコンサルティングを行っているのですが、その中で自社のシステムエンジニアとして取引先企業のシステムのバージョンアップや新システムのカスタマイズをしています。
現在の取引先はレントゲン技師さんが使うカルテのシステムを提供している企業で、統計を取り患者様の治療履歴の保存や、患者数や医療サービスの質をデータ化し、人事異動の検討にも使われているようです。 私は自社の開発エンジニアと取引先のレントゲン技師とを仲介する立場を担っています。取引先は全国の総合病院です。システムエンジニアは広島にしか在中しておりませんので、出張も多く大変です。今月も徳山まで出張しました。今度福岡に行く予定です。
講座の学習は順調に進みましたか?
順調だったと思います。受講を開始した当初から、講座動画の視聴時間だけでなく調べ物をしている時間も含むのですが、週25時間は学習していました。Webデザイン講座である程度プログラミングに慣れたらWebデザインとJavaを隔週交互に学習していました。
受講された講座の中で一番印象の残っている講座を教えてください。
一番苦戦したので印象に残っているのはJAVA講座です。半角全角が違うだけでもエラーが起こったりするので難しかったです。特に序盤につまずきました。オンラインでの質問や、テキストやネットでも調べて何とか学習を進めていきました。慣れてくるとエラーなどでつまずく回数は減っていきました。
講座で学習した内容が仕事で役に立ったと感じる場面はありますか?
社内の会話についていけるのが一番役に立ったと感じます。今の会社はSQLをメインに開発をしているのですが、専門用語になると似たような言葉も出てくるので何の話をしているのかが理解できます。PHP等を学習したおかげだと感じています。また、取引先のレントゲン技師と打ち合わせをする際も会話がスムーズにできています。
いつ就職活動を始めましたか?また、就職活動を始めた当時、学習はどの位進んでいましたか?
2020年の5月に始めました。8月末に今の会社に内定が決まり、10月から働いています。就職活動を始めた当時、在宅スタートパックのWebデザイナーはHTML/CSSが終わってJavaScriptに取り掛かっており、Javaは丁度この頃始めました。学習の進捗としては終わるまでにまだ残っているカリキュラムは多いですが、コロナの影響で受けたくても求人がないという状況を避けたかったので早めに就職活動を始めました。あとは、まず行動をしようという気持ちが強かったです。
就職活動で苦労したことは何ですか?
年齢の面で一番苦労しました。書類で落とされることも多々ありましたが、元々、年齢で不利なことは覚悟していたことなので落ち込むことはなかったです。
IT業界の実務経験が無かったことも苦労した点です。30歳を超えるとIT業界へ転職しようとしたとき、HTML/CSSは習得していることが前提のことが多く、また実務経験を求められる求人が多く苦労しました。年齢と実務経験のことはある程度予想していたことなのですが、それに加えコロナの影響で求人が通常より少ないことも苦労した点です。それでもほかの業界よりは求人が多かったようで、IT業界を選んでよかったと思います。
これから学習・就職活動を始める方にアドバイスをお願いします。
面倒くさがらずに目的をしっかり持って学習することをおすすめします。20代の方は企業を数多く受けるべきです。選択肢が多いはずなので今すぐに行動しましょう。30代の方は転職の為に自分が何をしたのか面接対策の為にも深く理解しましょう。また、今の職場にどう不満を持っていてそれをどう変えたいのか会社の事と自分のことを深く理解することが重要だと思います。