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STEAM教育

東京大学の安田講堂「第15回ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室全国大会」開催レポート

 ヒューマンアカデミージュニア主催の「第15回ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室全国大会」が東京大学の安田講堂で今年も開催されました。

未来を担うロボットと子どもたちの祭典、大盛況!

 2025年8月に開催されたロボット競技大会は、未来のエンジニアたちの情熱と創造性で会場が満たされ、大盛況のうちに幕を閉じました。子どもたちが自ら作り上げた個性豊かなロボットたちが繰り広げるプレゼンテーションや競技パフォーマンスは、来場者全員に感動と興奮を与えました。

 この記事では、大会当日の熱気、印象的な講演、そして白熱の決勝戦から感動の表彰式まで、大会の全貌を詳しくレポートします。

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熱気に包まれた会場

 大会当日の会場となった東京大学の安田講堂は、開場と同時に多くの子どもたちと保護者の皆さんの熱気に包まれました。競技が始まる前の準備時間から、子どもたちは真剣な表情でロボットを調整し、最終確認を行っていました。その眼差しは、まるで大人顔負けのプロのエンジニアのようです。

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  この大会は、創造性を競うアイデアコンテストと、技術力を競うテクニカルコンテスト2部門で行われました。子どもたちはそれぞれの部門で、これまでの努力の成果を披露しました。

 アイデアコンテストでは、それぞれの工夫を凝らしたロボットのポイントや製作で難しかったところなどを未就学~中学生までの出場者が堂々と発表していきます。

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レベルが高い!卒業生や先生によるエキシビジョン

 大会中盤では、卒業生や教室の先生が製作したロボットを発表するコーナーもありました。

 札幌あいの里教室修了生の菊池孝弥さんは、北海道の札幌市時計台からヒントを得て、時をほぼ正確に刻む時計「Anclock」を製作しました。

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 審査員の講評でも「時計はロマンがありますよね。昔、船の秒針として使われていた時計は、大工の息子さんが開発したのですが、湿気などで木が曲がるなどの特性も活かし、正確さを出していた。この時計もいろんな工夫をして今までになかったような時が刻めるものを引き続き研究・開発してください」と話していました。

 その他、修了生や先生方の発表するロボットも流石のレベルの高さに、会場からは「仕組みがイイね!」「アイデアがイイね!」などのボードが多数あがり、盛り上がりました。

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白熱のテクニカルコンテスト決勝戦とMVP発表!

 テクニカルコンテストは「ロボットサッカーPK対決」!攻守交代しながら1人ずつロボットでシュートを決めていきます。子どもたちの努力が形になった様々な趣向を凝らしたロボットたちが登場します。その操作をする子どもたちの姿に、観客席からは「すごい!」「がんばれ!」という声援と拍手が絶えませんでした。

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 テクニカルコンテストの決勝戦は、まさに息をのむような展開でした。ゴールを決め続け勝ち上がった2台のロボットが、互いの技術力をぶつけ合いました。決勝戦に進出したのは、今年で2回目の出場となる鋒城 佑香さん(小6)と昨年も決勝戦にすすんで惜しくも2位となった大北 涼介さん(中1)

テクニカル2位_大北さん_DSC2588 (1).jpg テクニカル優勝_鋒城さん_DSC2558.jpg

 お互いにシュートを外すことなく、息をのむような展開で、サドンデスにまで突入し、まさに手に汗握る戦いでした。高橋先生が作ったスーパーゴールキーパーロボットも登場しましたが、それをものともせずゴールを決めた鋒城さんが見事優勝しました!大北さんの悔しい表情に、来年こそは!という決意を感じました。会場からは、両者の健闘を称える大きな拍手が送られました。

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優勝者:鋒城 佑香さん(小6)

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 MVPを獲得したのは、大阪府南森町教室の小嶋奏次郎さん(小4)です。自身が早起きが苦手なことから「起こしてくれるロボットがあったらいいな」と思い、鳩時計のようなロボット「僕の相ぼうDove Clock」を製作するに至ったということです。

 針がチクタクチクタクと時を刻み、時間になると扉が開き、鳩のミニチュアが登場すると共に「はとぽっぽ」の音楽が流れ、再び鳩は扉の中に戻るロボットです。「難しかったところは、時計の針のコントロールです」という小嶋さんのこだわり通り、審査員も「チクタクチクタクという針の動きなども非常に完成度が高かった」と大絶賛していました。

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MVP:小嶋 奏次郎さん(小4)

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高橋橋先生が語る、ロボット教育の可能性

 大会の合間には、ロボット教育の第一人者である高橋先生による特別講演が行われました。先生は、現代社会におけるSTEM教育の重要性を力強く語り、特にロボット作りが子どもたちの創造性や論理的思考力をいかに育むかを熱く解説されました。

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「ロボットづくりは、ただの遊びではありません。子どもたちは、どうすればロボットが動くのか、なぜ失敗したのかを自ら考え、解決策を探す過程で、問題解決能力を自然と身につけます。それは、将来どんな道に進むにしても、必ず役に立つ力です」と、高橋先生は語り、会場に集まった保護者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。

 また、高橋先生が製作したロボットのデモンストレーションも行い、ロープを登るロボットやスマートフォンの機能を持つ立ち上がるロボット(なんとプロジェクター付き!)、最後にはスマートフォンの形をしていながらダンスができたり、AIを使って会話ができたりするロボットなどを披露しました。会場の観客や子どもたちはそのパフォーマンスに感嘆や驚きの声が響きました。

子どもたちの笑顔輝く!喜びの表彰式

 白熱した競技の後に訪れたのは、感動的な表彰式です。司会者が受賞者を発表するたびに、会場からは温かい拍手と歓声が沸き起こりました。子どもたちの顔には、緊張と期待、そして達成感が入り混じった、最高の笑顔が輝いていました。

アイディアコンテスト MVP

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受賞者: 小嶋 奏次郎さん(小4)

所属:南森町教室(大阪府)

ロボット名:「僕の相棒 Dove Clock

アイディアコンテスト 最優秀賞 プレプライマリー/プライマリーコースの部

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受賞者: 下村 透己さん(年長)

所属:風かおる丘幼稚園教室(愛知県)

ロボット名: 「やぶさめロボット」

アイディアコンテスト 最優秀賞 ベーシックコースの部

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受賞者: 潮谷 樹さん(小1)

所属:大高青山教室(愛知県)

ロボット名: 「ほりほりくん」

アイディアコンテスト 最優秀賞 ミドルコースの部

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受賞者: 小舟戸 堅斗さん(小4)

所属:東山公園教室(愛知県)

ロボット名:「紙飛行機ランチャー」

アイディアコンテスト 最優秀賞アドバンスコースの部

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受賞者: 安納 更さん(小6)

所属:宇都宮戸祭教室(栃木県)

ロボット名:「オフロードバギー」

テクニカルコンテスト 優勝

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受賞者: 鋒城 佑香さん(小6)

所属:浦和コルソ教室(埼玉県)

テクニカルコンテスト 2位

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受賞者: 大北 涼介さん(中1)

所属:東陽町教室(東京都)

テクニカルコンテスト 3位

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受賞者: 勝又 皇晴さん(中2)

所属:大高青山教室(愛知県)

未来への一歩:ロボット教育がもたらすもの

 この大会は、子どもたちが自分のアイデアを形にすることの楽しさを体験すること、ロボットの技術を競い合うことだけでなく、自分が作りたい作品を創意工夫を凝らして作り上げること、成し遂げるまで頑張ること、それを多くの方に伝えることなどを体感する貴重な機会になったのではないでしょうか?ロボット作りを通して得られる論理的思考力、創造力、そして忍耐力は、これからの時代を生き抜く上で不可欠なスキルとなるでしょう。

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 今回の大会にご参加いただいた皆さま、そして惜しみないご声援を送ってくださった保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。

 私たちヒューマンアカデミーは、子どもたちに科学の驚きと感動を与え、楽しく夢中になってロボット製作に取り組むうちに、新しい時代を生き抜く上で必要となる力が養われていくプログラムを提供しております。プログラムにより子どもたちの未来への可能性を育てていきたいと思っています。

 来年はどんなロボットクリエイターたちが集結するのか、楽しみです!

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