カイシャ
社会人教育事業部 営業部長 濵田聡が思う「Edutainment」とは?
Edutainmentとは?といっても、人それぞれの想いがあると思います。
今回は、社会人教育事業部 営業部長 濵田聡(チーフマネージャー)に、ご自身が考えるEdutainment、資格取得スクールにおける「学びの面白さ」について聞きました。
私には小学生の息子が2人いますが、息子には将来の自分の仕事について考える機会を多く作ってあげたいと思っています。今は、子供が楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができるテーマパークもあって、そこで体験できる仕事やサービスの種類は100以上に及ぶということなので子供にとってもとても魅力的だと思います。ただ、仕事体験をすることで将来の夢や目標を早々と決めて欲しいわけでありません。自分たちにそれだけ多くの仕事ができる可能性があるということを知ってほしいと思っています。
長崎県の地方出身である私が、社会に出て感じたことの一つに「目標に出会う機会は都市部と地方ではまるで違う」ということがありました。最近はGIGAスクール構想も提唱されてICT化も進み、義務教育だけでなく我々のような専門スクールにおいても、場所を選ばない学習サービスの提供は当たり前となりつつあります。しかし、少し前まで地方ではそういった学習環境はさることながら、ITをはじめとした最先端のイベントが開催されることも少なく、有名企業やそのビジネスモデル、またイノベーターなどはメディアや雑誌を通じてしか見ることができませんでした。目標となり得る人や企業、業界に直接出会い、触れる機会は乏しかったと思います。だからこそ子ども達には有益な情報やリアルな体験をできる限りさせてあげたい、そう思っています。
最近は人生100年時代と言われ、学び直しや生涯教育など「リカレント教育」についてご相談を受けることが多くなってきています。これも「修了生を介した社会貢献、地域貢献」というヒューマンアカデミーの使命を果たすためにも、重要なテーマだと捉えています。
これからは、対面でのクラス制学習のように講師が教えるというスタイルではなく、オンラインを活用し自発的に学び、自分で問題を克服する能力を高めることなどが主流になってくるでしょう。我々のように全国展開の社会人スクールである強みを活かし、日本だけでなく海外にいても受講生同士がオンライン上で一緒に学ぶことも可能です。ヒューマンアカデミーがオンラインコミュニティを形成して、これまで受講生は受けることがメインだった情報を、発信する側となり得る人材へ育成すること、これが私の考えるEdutainmentです。
これまでもヒューマングループは誰もが自分らしい生き方を選べる豊かな社会をめざして「人を育てる」事業と「人を社会に送り出す」事業とを行なってきました。「学ぶだけで終わらない」「働く場所を見つけるだけで終わらない」「学んだことを活かして働き、さらに学ぶ」そんな場を数多く手がけてきました。これからも日本のみならず世界の発展にEdutainment Companyとして貢献できるよう成長を続けたいと思っています。
※事業部・役職名は2021年1月26日現在になります。