カイシャ
全日制教育事業部 営業本部長 永井研一朗が思う「Edutainment」とは?
Edutainmentとは?といっても、人それぞれの想いがあると思います。今回は、全日制教育事業部 営業本部長の永井研一朗(シニアマネージャー)に、総合学園ヒューマンアカデミーにおける「学びの面白さ」について聞いてみました。
「Edutainment」はEducation /Entertainmentという2つの言葉の融合からできています。
「楽しみながら学ぶ」「遊びに多くの学びがある」という観点から、幼児~小学生を軸とした教育サービスに多く使われる傾向ですが、私はむしろ、中高生~大人へとより「社会へ近づくフィールド」でこそ、「Edutainment」は必要であると考えています。
幼児~小学生の時期は多くの人が好奇心も旺盛で好きなことも多く、さまざまな分野に対して興味を持ちやすい時期です。一方で中高生での思春期を経たころから、人によっては興味を持つことが少なくなったり、現実を冷静に見た時にあきらめてしまうことなどもあります。これ自体決して悪いことではありません。
ただ、「特別な興味を持つ分野があること」、これはどのような人でもその人の「強み」になります。「強み」があれば自信につながり、その人自身の力になっていきます。つまり「人間力」が上がるのです。
「特別な興味がある」この気持ちがトリガーとなり、学ぶことそのものに「Entertainment」が含まれ、単なるEducationが「Edutainment」に変わります。結果、「人間力の成長」につながり、そういった人が多く生まれることは社会貢献にもつながり、日本国内はもちろん、全世界における産業の成長にもつながると考えています。
総合学園ヒューマンアカデミーでは、専門的な分野を学ぶから「楽しい」のではなく、こうした「人間力を上げる学び」があると考えており、しかもそれは座学だけでなく多くの実習や共に学ぶ者同士の競争などからはぐくまれています。
また私が感じている「人間力を上げる」ために必要なことのひとつとして、特別な興味をもつ分野の中での「リーダーシップ」です。
リーダーシップは、「人を本気にさせる力のこと」だと考えています。
自分も本気になる。だから周りを引っ張っていく、または今どきのリーダーシップは一人のカリスマだけでは発揮されない状況だからこそ、支える側でのリーダーシップという形もあります。こういった個性を活かし100%以上の能力を引き出していける「リーダーシップ」を育てていくことは「面白さ」がないとできない「Edutainment」ならではなのではないかと思っています。
総合学園ヒューマンアカデミーでは、こういった学校であり続けると共に、入学前のお客さま一人ひとりの意識の高さを大事にしています。
「なりたい自分になる!」これが総合学園ヒューマンアカデミーの設立当初から掲げてきたコンセプトです。
ヒューマンアカデミーが教育事業をスタートさせてから35年。
そのなかでも「特別な興味を持つ分野」として、常に時代の最先端を「教育ルネサンス」を含んだ"建学の精神"のもと、デザイン・ファッション・美容・音楽・スポーツ・芸能・声優・マンガ・ゲーム・保育・ビジネス、IT、e-Sportsとさまざまな業界で「人間力のある人」を育成し、輩出してきました。
卒業生・修了生は3.5万人を超え、彼らは得意な分野を自らの武器として掲げ、活躍し続けています。
昨今は「明確な答えがない時代」とも言われます。
そんななか、あえて学校法人として認可をとらない株式会社立学校(カンパニースクール)として教育を追究し、社会・企業のニーズに素早く対応できる柔軟な教育システムの構築をしてきました。
だからこそ、多くの企業からも信頼され、高い内定獲得率・進路決定率にもつながっています。
そしてこれから迎えていく新たな未来。5年後、10年後・・・がどのような社会になっていくかはまだ誰も明確にはわかりませんが、時代を自ら切り開く力・そのための能力の育成は間違いなく求められていくでしょう。
そのうえで基盤となってくるのは何といっても「人間力」であると考えています。
「Edutainment」から生まれる「人間力」。「なりたい自分になる!」の想いを持った学生一人ひとりの取り組みや活躍で日々、全国の校舎が活気で満ち溢れています。そしてさまざまな分野を目指す学生達・講師との出会いからも「人間力」が養われています。
「Edutainment」は人間力を育てる―、だからこそ今、必要なことだと考えています。そしてそこに向き合い続けること自体が私自身の「学びの面白さ」であり、私のEdutainmentだと感じています。
※事業部・役職名は2021年1月26日現在になります。