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キャリアコンサルタントインタビュー Vol.1 キャリア支援のプロとして、お客様のなりたいを叶えるために。

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今回は、社会人教育事業「資格取得・就転職の総合校 ヒューマンアカデミー鹿児島校」の責任者である高野元嗣さんに、ヒューマンアカデミー社内特別受講制度を利用して国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得された際のお話をお伺いしてきました。

キャリア支援のプロとして、お客様のなりたいを叶えるために。                 キャリアコンサルタントの資格を取得

 ヒューマンアカデミー株式会社では、バリュープロミスである「SELFing」の考え方に基づき、お客様一人ひとりが自分らしさをカタチにするための支援を行っています。お客様に最適なキャリア相談を提供するために、各拠点のスタッフ全員が国家資格であるキャリアコンサルタントを取得することを目指しています。

 ヒューマンアカデミーでは、入社3か月以上の社員が、開講講座を無料で受講できる「Huan Academy SELFing College」などの制度があり、社員の資格取得を手厚く支援。あらゆるステージのお客様の「SELFing」を継続的にサポートできる人材育成に注力しています。今回は、制度を利用してキャリアコンサルタントの資格を取得した高野さんに、合格までの取り組みと、現在の思いを伺いました。

―まずは、キャリアコンサルタント取得に至った背景を教えてください

高野 ヒューマンアカデミーとして拠点スタッフの資格取得が必須というのは前提としてあるのですが、私個人としても自分にできることの幅を広げたいという思いがモチベーションの根底にありました。お客様のキャリアに関する相談に乗る中で、これまでの経験をもとにしたサポートにはどうしても限界があるなと。キャリア理論などを体系的に学ぶことで自身の引き出しを増やせると考え、前向きに取り組むことができました。

―キャリアコンサルタントの取得に向けて、どのようなことに取り組んだのでしょうか?

高野 当社の講座を無料で受けられる社員受講制度を利用し、キャリアコンサルタント養成講座に通いました。オンラインライブスタイルもあったのですが、私は通学スタイルを選択。講義は朝9時から休憩を挟んで18時までの8時間で、キャリア理論やカウンセリング理論を学ぶ座学がありつつ、大半はグループワークやロールプレイングを中心としたアウトプットの時間が多かった印象です。加えて、毎回課題が出されるので、休日は講義に通い、平日は課題に取り組むというルーティーンでした。全10回の講義を修了した後は、試験に向けて3ヶ月ほど自学の期間を設けました。過去問をひたすら解いたり、講座で出あった仲間と一緒にロールプレイングしたりしましたね。

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―キャリアコンサルタント養成講座の中で、印象に残っていることはありますか?

高野 自分のこれまでの人生における幸福度を時系列で視覚化する「ライフラインチャート」を作成し、それをもとに受講生同士が互いにカウンセリングし合うカリキュラムが印象的でした。また、講師の方がすごく熱心に指導していることも印象深かったです。受講生をお客さま扱いすることなく、全員がキャリアコンサルタントとして成長できるよう的確に指導をされていて、時には厳しいフィードバックをいただくこともありました。

―特に大変だったことはありますか?

高野 やはり、仕事と両立しながらモチベーションを維持することですね。その点では、授業仲間の存在にはすごく助けられました。私が通っていたクラスには年齢や経歴もさまざまな20名ほどの受講生がおり、グループワークなどを通じて自己開示していく過程で自ずと仲良くなっていったんです。今でも連絡を取り合っている方もいます。あとは、モチベーションが下がってきたなと感じた時には、「何のための資格取得なのか」という目的に立ち返って考えることで、自分を鼓舞していました。ヒューマングループ全体に言えることですが、受験当時に在籍していた福岡校は特に学びへの意欲が高いスタッフが多くて。お客様へのサービス品質向上のために皆で資格取得を目指そうという空気があり、それも後押しになりましたね。

 現在は鹿児島校の責任者を務めておりますが、スタッフ1名が資格取得を目指して仕事も勉強も頑張っていました。その姿をみて、鹿児島校全体で、とにかく応援しようという空気で一杯になったんです。実は、ちょうど1217日に合格発表があり、見事に合格。自分のことのように嬉しさで一杯になりました。これで、鹿児島校はスタッフ全員が「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を持つことができました。お客様一人ひとりの声や希望を尊重しながら、より良いキャリア支援をしていきたいと思います。

―キャリアコンサルタントの取得後、どのような変化がありましたか?

高野 当初の目論見通り、お客様の相談に乗る際の引き出しは増えたと思いますね。特に印象に残っているのは、キャリアコンサルタントの取得後に元県議会議員の方が来校された時のこと。何期も議員をされていた方で、もちろん自分よりも年上ですし、私とは全く異なるキャリアを歩まれている。キャリアコンサルタントを取得する前の自分であれば、講座の紹介だけに留まっていたかもしれません。しかし、その方が何に悩んでいるのか、真摯に話に耳を傾け、講座のことだけでなく幅広い視点で話すことを意識したら、すごく明るい顔で帰られて。その後、わざわざ感謝のメールをいただいたんです。入学には至らなかったので当社で学習支援まではできなかったものの、その人らしいキャリアを支援したいという私の思いを少しでも叶えられたのではないかと、とても嬉しい気持ちになりました。

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―これから新たに挑戦したいことはありますか?

高野 社会における働き方がジョブ型にシフトしていく中、キャリアコンサルタントを取得したことで、「自分は何者なのか」という一本の軸ができた感覚があります。一人ひとりが組織に依存することなく、自律したキャリアを歩めるようなサポートができるよう、私自身も学ぶことを止めずに成長していきたいです。直近の目標としては、キャリアコンサルティング技能士2級を取得すること。また、お客様だけでなく部下や後輩など、周りの人のキャリアもサポートしていけたらと思っています。

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△キャリアコンサルタントの登録証を手にする髙野さん

ヒューマンアカデミーキャリアコンサルタント養成講座 https://haa.athuman.com/academy/career/

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