STEAM教育
よりたくさんの子どもたちが「自分で未来を切り開く力」を身につけるためにオンラインでのロボット教室スタート
かねてより、チャレンジしたかったこと、それはオンラインにおけるロボット教室になります。昨今、オンラインでの学習機会も多くなり、お子様や保護者様からも「オンラインで授業をしてもらえるなら、入会したいと思います。」というお声を多くいただくようになりました。今回は、オンラインのロボット教室の誕生への想いについて、児童教育営業部ROBOT営業部長の三井崇央さんよりご紹介します。
たくさんの子どもたちに「自分で未来を切り開く力」を身につけて欲しい想い
現在、ロボット教室は全国1,500教室以上展開しており、生徒さんが、自分の力で「やったー！」「できたー！」とあちこちの教室でこんな声を聞きます。この「自分の力でクリアする」という楽しさが、次もまたやりたい、という原動力になり、学ぶことの楽しさに繋がり、それを実感しているからこそ、約25,000名の生徒さんが通ってくださっていると思います。
しかし、私たちは、まだまだたくさんの子どもたちに「自分で未来を切り開く力」を身につけて欲しい！学ぶ楽しさを実感してほしい！と考えています。そのような想いから、ロボット教室がまだ開講していないエリアでのオンライン教室を開講できないかという企画をずっと温めてきました。
オンラインロボット教室のニーズがあることを確信。しかし、本当に授業はできるのか
果たして実際に授業はできるのか、まずはオンラインでロボット教室の体験会をやってみました。そうすると体験後、保護者様より「子どももやりたいと言っている」「先生の説明を聞き、テキストを見ながら真剣に取り組めていたので、これならぜひやりたい」とのお声を聞き、ニーズがあることを確信しました。
しかし、ロボットの体験授業は作るロボットもシンプルで、使用するブロックパーツは通常授業の数分の一。通常のロボットキットとテキストを使って、本当に授業ができるのか。そこで、まだ確信が持てていなかった私たちは、モニター生を募集し、オンラインでロボット教室の授業を実施してみることにしました。
想像を超える結果になった、オンラインにおけるモニター授業
モニター授業後、お子様のロボットの完成度は「1人でロボットを作り上げる」「隣で手伝ってもらってようやくできあがった」「ロボットの改造までやり切った」など、さまざまな結果が出てきました。きっと、普段から家でブロック遊びをしている、お子さまの手に力があるか、テキストを見てブロックを作ることに慣れているかなどが考えられます。
教室に通っていただく場合と異なり、先生が直接手を出すことができないため、ご家庭の力をお借りする場面がでてくることは予想していました。しかし、モニター授業後のアンケートの結果は、約9割の保護者様から「またやってみたい」という声で、それは私たちの想像を超えていました。
▼子どもの気持ちをキャッチしながらの授業を進めていく
お子様が「楽しい！」と感じる瞬間は、学び方が変わっても一緒
教室に通う子どもたちが最も「楽しい！」と感じる瞬間は「自分が作ったロボットのスイッチを入れるとき」です。実は、オンラインで授業を受けた子どもたちも、最も「楽しい！」と感じた瞬間が「完成したロボットのスイッチを入れるとき」でした。
「楽しい！」と感じる瞬間が同じであれば、オンラインでも子どもたちが楽しいと思う授業を行うことはできる。そして、「子どもたちが楽しい」と思える授業をおこなえるのであれば、ロボット制作で身につくさまざまな能力を伸ばすことができると確信しました。
ロボット教室に足を運ぶとわかりますが、雰囲気の違いがあっても、子どもたちは、一人ひとり自分のテキストを見ながら、自分のロボットを作りあげていきます。テキストをよく見て、理解しながらロボットを作り、動かなければテキストを見ながら、間違えたところを見つけ、なおしていく、その繰り返しです。
▼実際の授業で製作するロボット
ニーズもある、通っていただく授業とレベルは変わらない
ならば、躊躇する必要なし！と、オンラインでのロボット教室はスタートし、教室に通っている生徒さんと変わらずに、自分の力で「やったー！」「できたー！」とロボット製作を行っています。オンライン授業でも、この「自分の力でクリアする」という楽しさが、次もまたやりたい、という原動力になり、学ぶことの楽しさにつながっています。
子どもたちの学びを止めないために、今後も進化していこうと思っていますが、もしかしたら私が、いま一番楽しんでいるのかもしれません。今後も、たくさんの生徒さんに「学ぶ楽しさ」を伝えていきたいと思います。
※事業部・役職名は2021年2月27日現在になります。
